授業コード 64001401 クラス 01
科目名 解剖生理学実験 単位数 1
担当者 嶋本 文雄 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 解剖生理学実験
授業の概要 解剖生理学の講義で学修した内容を基盤として、実際に、肉眼および組織標本の観察等を行い、人体の構造と機能に対する理解を深めます。具体的には、人体模型の観察、骨格模型の観察、顕微鏡の原理と取り扱い方法、組織標本の観察、身体計測、循環器検査等を行います。さらに、運動時の心拍数と血圧測定、運動負荷試験における最大酸素摂取量測定等を行って、運動に対する人体の生理学的応答を把握します。
[実務経験内容:医療機関による病理診断]
学習の到達目標 ①栄養アセスメントへ発展させる基礎として、人体の基本的な構造や形態、仕組みを理解する。
②病気の成り立ちへ発展させる基礎として、人体の細胞や組織の構造や仕組みを理解する。
③人体の生活活動機構や環境変化に対する生理反応を理解する。
授業計画 第1回 第1回 食道、胃、小腸、大腸の組織(標本スケッチ)
第2回 第2回 肝臓、膵臓、腎臓の組織(標本スケッチ)
第3回 第3回 血管、横紋筋、血球(標本スケッチ)
第4回 第4回 大動脈、心臓の正常構造、さらに代表的な疾患をスケッチして学習する
第5回 第5回 臓器の正常構造と配置
第6回 第6回 形態・体組成の測定
第7回 第7回 状態変化(外部環境を含む)への応答(感覚器、視覚・視野、血圧)
第8回 第8回 活動量変化への応答(血圧・心拍数、呼気分画、酸素摂取量)
第9回 第9回 試験(病理組織学的試験)
第10回 なし
第11回 なし
第12回 なし
第13回 なし
第14回 なし
第15回 なし
授業外学習の課題 ①組織画像を自宅でも観察できるように準備をしますので、自宅でも学習して組織像と病態を理解するように心がけること。
②事前に授業内容に関する単元を解剖生理学のテキスト等で確認しておくこと。
履修上の注意事項 ①授業のはじめに、内容の説明(場合によっては観察する標本の疾患を含みます)を行いますので、遅刻をしないように毎回出席すること。
②スケッチは、毎回実習後に提出すること。レポートは指示された期日を厳守すること。
③実習終了後に、60分程度の筆記試験を行う場合があります。
④実習に欠席した場合、レポートについては空いている時間を利用して 、自分で学習してスケッチ(レポート)を作成してください。
成績評価の方法・基準 授業中の取り組み姿勢等(40%)、各回のレポート・試験等(20%)、最終試験(40%)
テキスト  特にありません。
参考文献 藤田恒雄 著 『入門人体解剖学』(南江堂)
高橋徹 著『病理学』(金原出版)
主な関連科目 解剖生理学 、臨床医学 、臨床栄養学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
特にオフィスアワーはなく、研究室にいるときは、質問・相談に対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち) FHNU20213 2017~2018 2・3・4