授業コード | 64000600 | クラス | |
科目名 | 公衆衛生学 | 単位数 | 2 |
担当者 | 新田 由美子 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 公衆衛生学 Public Health |
授業の概要 | 公衆衛生の概念、疫学の概念・指標・方法(横断、縦断研究等)および根拠に基づいた保健対策について理解します。健康状態・疾病の測定と評価方法を学びます。次に、睡眠、休養、ストレスといった生活習慣の現状を理解し、これらに対する自助•共助的対策、医療対策、「健康日本21」をはじめとする行政施策について学修します。さらに、主要疾患(がんを含む慢性疾患、循環器系疾患、代謝性疾患、感染症、精神疾患、消化器疾患等)の疫学と予防対策について学び、健康づくりに寄与する公衆衛生学的施策でどのようなことが可能か、考えます。 |
学習の到達目標 | 人々の健康状態とその規定要因を測定・評価し、健康の保持・増進や疾病予防の考え方とその取り組みについて理解することを目標とします。疫学の基礎知識を身につけます。わが国における保健行政の現状を理解し、諸外国と比較することで、現代社会の公衆衛生上の課題を探ります。 |
授業計画 | 第1回 | 社会と健康(公衆衛生概論) |
第2回 | 保健統計(人口統計、生命表) | |
第3回 | 疫学(疫学の指標と方法) | |
第4回 | 疫学(疫学調査の実際) | |
第5回 | 健康と疾病に係る情報の収集と処理 | |
第6回 | 主要疾患の疫学 | |
第7回 | 保健行政(地域保健の概要) | |
第8回 | 母子保健 | |
第9回 | 学校保健 | |
第10回 | 産業保健 | |
第11回 | 高齢者保健 | |
第12回 | 環境保健 | |
第13回 | 国際保健 | |
第14回 | 公衆衛生状の課題(少子化対策と高齢者福祉)栄養疫学調査課題のグループワーク | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 栄養疫学に関する調査課題を出します。 |
履修上の注意事項 | 出席状況をカードリーダーにて確認します。 統計指標の算出を行う際に、計算機を用いることがあります。 栄養疫学に関する調査をグループワークで検討します。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の確認レポート(15%)、調査課題レポート(25%)、学期末試験(60%)。 |
テキスト | 清水忠彦•佐藤拓代(編) 公衆衛生学(第4版) ヌーヴェルヒロカワ 厚生労働白書平成29年版 (http://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/) |
参考文献 | 精神保健福祉医療白書編集委員会 編、精神保健福祉医療白書2017 |
主な関連科目 | 健康管理概論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
随時、対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) | FHNU20102 | 2017~2018 | 2・3・4 |