授業コード | 63004800 | クラス | |
科目名 | 知覚心理学 | 単位数 | 2 |
担当者 | 吉本 美穂 | 履修期 | 第3学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 知覚心理学 Perceptual Psychology |
授業の概要 | 私たちは日常生活の中で,特に意識することなく外界の情報を処理して知覚的世界を作り上げています。しかし,その知覚的世界は必ずしも物理的世界と同じではありません。本講義では視覚の複雑な働きを概説し,適宜,体験も通してその役割の理解を深めます。発達の偏りをアセスメントする上でも,知覚心理学の知識は役立つと考えています。 |
学習の到達目標 | 知覚心理学の基礎知識を習得し,様々な視覚現象を知覚心理学の視点から把握します。そして基礎から応用へと幅広い視点を培い,発達の偏りのアセスメントに役立てることができるようになることを目標とします。 |
授業計画 | 第1回 | 知覚心理学ガイダンス |
第2回 | 眼から脳へ | |
第3回 | 明るさと色① 明るさの順応,空間周波数 | |
第4回 | 明るさと色② 色覚,3原色説と反対色説,色の順応 | |
第5回 | 形と大きさ① 知覚的体制化,形の恒常性 | |
第6回 | 形と大きさ② 大きさ知覚の規定要因,大きさの恒常性 | |
第7回 | 奥行き知覚 | |
第8回 | 運動の知覚 | |
第9回 | 知覚学習 | |
第10回 | 錯覚① 幾何学的錯視 | |
第11回 | 錯覚② 主観的輪郭 | |
第12回 | 視覚的注意 | |
第13回 | 感覚間相互作用① 聴覚・触覚 | |
第14回 | 感覚間相互作用② 視覚・聴覚・触覚の相互作用 | |
第15回 | 芸術と視覚 |
授業外学習の課題 | 日常の様々な場面で,本講義で学ぶ内容に関係した現象が生じています。どこで,どんな場面で,どんな現象が?それらに思いをめぐらしてみてください。 授業外学習に要する目安の時間:毎回の授業で授業計画に示した内容についての予習(2時間),授業後のノートの整理や疑問点の整理などの復習(2時間) |
履修上の注意事項 | 私語は他の履修者の迷惑になるので謹んでください。 出席はICカードにより出席確認を行います。 |
成績評価の方法・基準 | 試験(60%),小テスト(30%),課題の内容(10%)を目安に総合的に評価します。 不定期に小テスト,課題(授業内容への感想や意見・要望など)の提出をしてもらうことがあります。 |
テキスト | 使用しません。 |
参考文献 | 授業内で適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 知覚・認知心理学,発達心理学,臨床心理学概論,児童福祉論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に質問の時間を設けます。課題に記入された質問については,次回以降の授業で回答します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27111 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(関連学科科目) | FHED15109 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
健康科学部心理学科(心理) | FHPS26001 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |