授業コード | 63000300 | クラス | |
科目名 | 食行動科学 | 単位数 | 2 |
担当者 | 今田 純雄 | 履修期 | 第2学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 「食べる」行動の研究について |
授業の概要 | 2017年4月に刊行された『食行動の科学:「食べる」を読み解く』(朝倉書店)の内容に沿って,食行動科学の全体について講述する。以下の授業計画は本書の構成を列挙したものである。大きくは,食行動科学の基礎,食行動の発達,食行動の応用にわけて食行動研究の全体像を提示していく。なお授業では,食行動科学の基礎に関する部分に重みをおいた構成とする。 配当される教室設備さらに履修者人数に依存するが,極力,デモンストレーション,映像(食に関する映画など)を多用し,90分の授業が単調にならないように工夫する。「食べる」という行為を心理学(行動科学)がいかに「料理していく」かを楽しんでもらいたい。 |
学習の到達目標 | 食行動研究の全体像について一定の理解がえられること,「食べる」を研究することの必要性と学問的おもしろさを知ること。 |
授業計画 | 第1回 | 食行動研究の基礎 |
第2回 | 食行動と知覚・認知 | |
第3回 | 食行動の社会的認知 | |
第4回 | 食行動の心身統合的理解 | |
第5回 | 食行動の生涯にわたる変化 | |
第6回 | 食の理解の発達 | |
第7回 | 高齢者の食 | |
第8回 | ヒトの生物性と文化性を結ぶ食発達 | |
第9回 | 官能評価 | |
第10回 | 栄養教育 | |
第11回 | 予防医学 | |
第12回 | 応用行動分析学による体重の減量プログラム | |
第13回 | 肥満治療における行動介入プログラム | |
第14回 | ビッグデータを用いた食行動分析 | |
第15回 | 全体の復習とまとめ |
授業外学習の課題 | 特になし |
履修上の注意事項 | 授業は1時限目に予定されている。公共交通機関のトラブル等特別の理由がないケースにおいては,遅刻者は入室を遠慮していただきたい(原則禁止)。授業教材等はMoolde上におく。Moodleへのアクセスが必要要件となる。 |
成績評価の方法・基準 | 試験(80%), 授業中の課題(20%)によって決める。出席回数そのものは成績に一切反映させない。試験はすべて客観問題であり,出題はテキストならびに参考文献の範囲からだす。(授業は,テキスト,参考文献の範囲でおこなう) |
テキスト | 『食行動の科学:「食べる」を読み解く』,今田純雄・和田有史(共編著),朝倉書店 修大生協 |
参考文献 | 「食べることの心理学」今田純雄 有斐閣 2000円 修大生協 「動機づけと情動」今田純雄・北口勝也 培風館 2200円 修大生協 |
主な関連科目 | 特になし |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
毎回授業最後にフリーな質問時間を設ける。またメールでの問い合わせにも応じる(メールアドレスは初回授業時に伝える) |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27201 | 2017~2019 | 2・3・4 |
健康科学部心理学科(健康科学部総合科目) | FHPS21102 | 2017~2018 | 2・3・4 |
健康科学部健康栄養学科(健康科学部) | FHNU10103 | 2017~2018 | 2・3・4 |