授業コード | 50023900 | クラス | |
科目名 | マインド形成特殊講義(暮らしの中の環境法) | 単位数 | 2 |
担当者 | 下村 英嗣 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 暮らしの中の環境法 |
授業の概要 | この授業は、私たちの暮らしに密接に関連する、あるいは、普段意識しないが暮らしの中に潜んでいる環境問題と関連環境法を学ぶ。本年度は、暮らしの中での動物との関わり(ペット、家畜、野生動物、動物園)と、現代社会の利便性を支える上で不可欠な原材料である重金属を取り上げる。 授業の進め方は、次のとおりである。 ①予習:教科書として指定した課題図書の指定範囲を予め読んでくる。 ②要約:指定範囲の要約を400字で指定プリントに書く。 ③内容確認:指定範囲の内容について教員から受講生に質問する(ランダムに指名)ので、応答する(答えられない場合は減点する)。 ④教員が指定範囲の内容に関連する環境法を解説する。下記「まとめテスト」に備えてノートをしっかりとること。 ⑤1冊が終了した時点で、教員による解説について「まとめテスト」を実施する。テストは記述式。 これらは、すべて評価対象になる。 *通常の講義形式とは異なることに注意すること |
学習の到達目標 | 日常的な環境問題について理解し、関連する環境法の内容と課題を理解できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:授業の進め方、予習範囲指示、第2回までに教科書を購入、指定範囲を読んでおくこと |
第2回 | 「動物を守りたい君へ」序章と1章前半(28ページ2行目まで) ・法律上の動物の位置づけ |
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第3回 | 「動物を守りたい君へ」1章後半(28ページ3行目から) ・動物愛護法 |
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第4回 | 「動物を守りたい君へ」2章 ・カルタヘナ法 |
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第5回 | 「動物を守りたい君へ」3章 ・鳥獣保護管理法(狩猟規制中心、捕獲規制は環境法で取り上げる) |
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第6回 | 「動物を守りたい君へ」4章 ・種の保存法(生息地等保護区、保護増殖事業中心、捕獲規制や取引規制は環境法で取り上げる) |
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第7回 | 「動物を守りたい君へ」5章 ・原発と動物 |
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第8回 | 動物関連法の立法・改正動向の解説 前半まとめテスト |
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第9回 | 「いのちと重金属」はじめに、1章 ・重金属の基礎知識① |
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第10回 | 「いのちと重金属」2章 ・重金属の基礎知識② |
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第11回 | 「いのちと重金属」3章 ・科学技術の発展と法の発展 |
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第12回 | 「いのちと重金属」4章前半(118ページまで) ・公害被害者救済① |
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第13回 | 「いのちと重金属」4章後半(118ページから) ・公害被害者救済② |
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第14回 | 「いのちと重金属」5章 ・資源開発と公物管理 |
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第15回 | 公害訴訟の動向 後半まとめテスト |
授業外学習の課題 | ①課題図書の指定範囲を必ず読んでくること ②教員の解説で出てきた個別環境法について環境法教科書等で復習しておくこと |
履修上の注意事項 | ①必ず環境法入門を履修し終えておくこと。履修したことを前提に授業を進める。 ②指定範囲を毎回読む予習が必須であることを心得ること。 ③教員から履修者への指定範囲の内容に関する質問に答えられない場合は、予習を怠ったとして減点する。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回提出を義務づけるプリント60%、前半まとめテスト20%、後半まとめテスト20% (質問に対して答えられない場合は減点) |
テキスト | 高槻成紀「動物を守りたい君へ」(岩波ジュニア新書) 渡邉泉「いのちと重金属」(ちくまプリマー新書) |
参考文献 | 大塚直編「18歳からはじめる環境法(第2版)」(法律文化社) ベーシック環境六法(第一法規) |
主な関連科目 | 環境事例入門、環境法入門、環境法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に積極的にしてください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(マインド形成科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(マインド形成科目) | FHES11154 | 2017~2017 | 1・2・3・4 |