授業コード | 50022804 | クラス | 04 |
科目名 | プレ・ゼミナールb | 単位数 | 2 |
担当者 | 宮川 卓也 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 科学技術社会論基礎文献講読 |
授業の概要 | 本ゼミは、現代の科学技術と社会、環境問題に関する歴史文献を読みながら、現代における科学技術がどのような形成され、現代社会をかたちづくったのかそれについてわれわれはどう考えるべきなのか議論する。 本ゼミでは、ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』草思社、2000年(文庫版、2012年)を読み、科学文明と社会、人間と環境の関わりについて議論しつつ理解を深めていくことを目的とする。 |
学習の到達目標 | 文献購読を通じて、現代社会を特徴付ける科学技術とは何なのか、それは歴史的にどのように形作られたのか、わたしたちにとって科学技術とは何なのかを深く考え、その考えを自身の言葉で表現できるようになることを目標とする。特に科学や環境の歴史的な経緯を踏まえたうえで現代社会における科学技術に関連する問題群の理解を深めることを重要な目標に置く。 |
授業計画 | 第1回 | ゼミの進め方・授業計画の説明、読書課題の紹介、受講生の問題意識の共有。 |
第2回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(プロローグ) | |
第3回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第1章) | |
第4回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第2〜3章) | |
第5回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(4〜6章) | |
第6回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第7〜8章) | |
第7回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第9〜10章) | |
第8回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第11章) | |
第9回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第12章) | |
第10回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第13章) | |
第11回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第14章) | |
第12回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第15〜16章) | |
第13回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第17章) | |
第14回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第18章) | |
第15回 | 『銃・病原菌・鉄』講読、議論(第19章) |
授業外学習の課題 | 読書課題を熟読し、毎週感想文を用意すること。 レポートを書き、提出すること。 読書課題に関連するニュースや話題を自ら見つけてくること。 |
履修上の注意事項 | 0. 受講生は特別な理由のない限り毎回出席すること。 1. 受講生は必ず読書課題を熟読して参加すること。 2. 受講生は必ず毎回A4で1枚の読書メモ(課題を読んで自分が考えたこと、疑問に思ったことなど)を書いてくること。メモの書き方については初回のゼミで案内する。 3. 受講生は積極的に議論に参加すること、自分の考えを自分の言葉で表現するよう努力すること。 4. 受講生は大人の分別をもってゼミに臨むこと。 5. 授業の進度・レポート提出時期は、ゼミの状況に応じて変更する可能性がある。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(80%)、レポート(20%)で評価する。特別な理由のないかぎり、欠席は認められない。 |
テキスト | ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』草思社、2000年(文庫版、2012年) |
参考文献 | クライブ・ポンティング『緑の世界史』朝日選書、1994年 ジャレド・ダイアモンド『文明崩壊』草思社、2005年(文庫版、2012年) その他、授業中に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 「現代環境思想」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
月曜日2限。事前に必ずアポをとること。それ以外の曜日・時間については応相談。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | FHES27102 | 2018~2019 | 2・3・4 |