授業コード 50022801 クラス 01
科目名 プレ・ゼミナールb 単位数 2
担当者 中園 篤典 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 日本語運用能力育成教材の作成と実践
授業の概要 授業では、「情報編集力」(外界からの情報を整理し、要点をまとめ、取捨選択して他人に伝える能力)を育成するための総合的な日本語コミュニケーション教材を作成します。近年のゼミbでは,学習ゲームの範囲をいわゆる学習ゲーム(簡易的な紙ペンゲーム)から本格的なカードゲームに拡大し、教室で使用する小道具・ルールの検討、学生に分かりやすい説明方法の検討などを研究対象としています。ゼミ生は、学習ゲームを日本語運用能力育成教材として再検討し、授業用の教材への変換とブラッシュアップを行います。
 ゼミaと同様に、プロジェクト学習の形式により、学生が先生役、ゼミ生が学生役となり、模擬授業を実施しながら、データ収集を行い、学期末には実証的な研究論文を完成させます。
学習の到達目標 アクションリサーチを通じて、以下のことが出来るようになる。
(1)研究テーマを決め、資料、データを収集する。
(2)自分の仮説を検証し、実証的な研究論文を書く。
授業計画 第1回 イントロダクション(対話的学習法とは何か)
第2回 日本語運用能力育成の教材分析①(『五色百人一首』等)
第3回 日本語運用能力育成の教材分析②(『ワードバスケット』等)
第4回 日本語運用能力育成の教材分析③(『ハゲタカのえじき』等)
第5回 新しい教材案の検討①(グループ分け、担当教材の決定)
第6回 新しい教材案の検討②(担当教材の分析、検討)
第7回 新しい教材案の検討③(担当教材の教案作成)
第8回 授業案の実施①(グループ発表)
第9回 授業案の実施②(グループ発表)
第10回 授業案の実施③(グループ発表)
第11回 授業案の実施④(グループ発表)
第12回 論文作法(資料収集と序論のまとめ方)
第13回 論文作法(データ収集と本論のまとめ方)
第14回 論文作法(結論のまとめ方)
第15回 まとめ(論文の事前チェック)
授業外学習の課題 各自が自分の研究テーマ(伸ばしたい能力)に応じて、日本語運用能力育成のため教材の選定ならびに教材分析を行う。
履修上の注意事項 出席を重視する。
授業内容は、学生の理解度により、修正する可能性がある。
成績評価の方法・基準 (1)ワーク10%
(2)発表40%
(3)ゼミ論文(A4用紙10枚程度)50%
テキスト 授業時にレジュメを配布。
参考文献 田中久夫『教育研修ゲーム集』経団連出版
美濃一朗『若手をのばす研修ゲーム』日本経団連出版
吉川肇子・Thiagi『ゲームと対話で学ぼう』ナカニシヤ出版
主な関連科目 プレゼミナールa(マインド・リテラシー形成ゼミナールa)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
適宜対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES27102 2018~2019 2・3・4