授業コード | 50022704 | クラス | 04 |
科目名 | プレ・ゼミナールa | 単位数 | 2 |
担当者 | 宮川 卓也 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 科学技術社会論基礎文献講読 |
授業の概要 | 大学生が身につけるべき最重要能力とは読む力と書く力、そして考える力である。本ゼミは、科学技術と社会、環境に関する文献を読み、現代において科学技術がどのような性格をもつのか、それについてわれわれはどう考えるべきなのか議論することを通じて、読み、書き、考える力を身につけることを目的とする。 本ゼミでは、現代環境問題の出発点ともいえるレイチェル・カーソン『沈黙の春』を通読し、科学と社会、環境と人間の関わりについて議論し、理解を深めていく。 |
学習の到達目標 | 文献購読を通じて、現代社会を特徴付ける科学技術とは何なのか、わたしたちにとって科学技術とは何であり、環境問題とどのように関わっていくべきなのかを深く考え、その考えを自身の言葉で表現できるようになることを目標とする。特に環境問題の歴史・社会的構造を踏まえたうえで、現代社会における科学技術と環境問題に関連する問題群の理解を深めることを重要な目標に置く。 |
授業計画 | 第1回 | ゼミの進め方、授業計画および課題の説明。読書課題の紹介。 |
第2回 | 『沈黙の春』1〜2章 | |
第3回 | 『沈黙の春』3章 | |
第4回 | 『沈黙の春』4〜5章 | |
第5回 | 『沈黙の春』6章 | |
第6回 | 『沈黙の春』7〜8章 | |
第7回 | 『沈黙の春』9章 | |
第8回 | 『沈黙の春』10〜11章 | |
第9回 | 『沈黙の春』12〜13章 | |
第10回 | 『沈黙の春』14章 | |
第11回 | 『沈黙の春』15章 | |
第12回 | 『沈黙の春』16章 | |
第13回 | 『沈黙の春』17章 | |
第14回 | 科学論・環境思想関係文献(1) | |
第15回 | 科学論・環境思想関係文献(2) |
授業外学習の課題 | 読書課題を熟読し、毎週読書ノートを書くこと。 レポートを書き提出すること。 読書課題に関連するニュースや話題を自ら見つけてくること。 |
履修上の注意事項 | 0. 受講生は特別な理由のない限り毎回出席すること。 1. 受講生は必ず読書課題を熟読して参加すること。 2. 受講生は必ず毎回A4で1枚の読書メモ(課題を読んで自分が考えたこと、疑問に思ったことなど)を書いてくること。メモの書き方については初回のゼミで案内する。 3. 受講生は積極的に議論に参加すること、自分の考えを自分の言葉で表現するよう努力すること。 4. 受講生は大人の分別をもってゼミに臨むこと。 5. 授業の進度・レポート提出時期は、ゼミの状況に応じて変更する可能性がある。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(70%)、レポート(30%)で評価する。無断欠席は認められない。 |
テキスト | レイチェル・カーソン(青樹簗一訳)『沈黙の春』1974年。文庫版、単行本のどの版を選んでもよい。 |
参考文献 | 本多勝一『日本語の作文技術』を一読することを強く推奨する。その他の関連文献については講義中に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 「科学技術社会論」「現代環境思想」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
月曜日2限(必ず事前にアポをとること)。他の曜日・時間については応相談。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | FHES27101 | 2018~2019 | 2・3・4 |