授業コード | 50022401 | クラス | 01 |
科目名 | 環境プロジェクト | 単位数 | 2 |
担当者 | 奥田 圭 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 野生動物生態学実習 Wildlife Ecology: Field and Laboratory Exercises |
授業の概要 | 近年,野生動物による農作物被害等,諸問題が各地で深刻化している.このような問題の解決を図る上では,野生動物の生態を把握することが不可欠である. 本プロジェクトでは,野生動物,特に小・中型哺乳類の生態を把握する上での基本的なフィールド調査法および試料採取法を習得してもらうとともに,これらの調査から得られたデータの解析手法を学んでもらいたい. 具体的には,小・中型哺乳類(ノネズミ類,タヌキ,アナグマ,イノシシ等)の生体捕獲手法,麻酔・保定法,採血手法,安楽死手法,行動圏調査手法,解剖手法,生息密度調査手法等を実際に経験してもらう. |
学習の到達目標 | ・基本的な野生動物の生態調査手法の習得 ・フィールド調査データの解析手法の習得 ・野生動物研究の倫理 |
授業計画 | 第1回 | 4月25日(木)4限 ガイダンス:本プロジェクトの概要の説明 |
第2回 | 5月9日(木)4限 野生動物研究の倫理,関連法の解説 | |
第3回 | 5月23日(木)4限 フィールド調査手法の解説① | |
第4回 | 7月18日(木)4限 フィールド調査手法の解説② | |
第5回 | 9月4日(水)1限 フィールド調査準備① | |
第6回 | 9月4日(水)2限 フィールド調査準備② | |
第7回 | 9月9日(月)1限 フィールド調査① | |
第8回 | 9月9日(月)2限 フィールド調査② | |
第9回 | 9月9日(月)3限 フィールド調査③ | |
第10回 | 9月10日(火)1限 フィールド調査③ | |
第11回 | 9月10日(火)2限 フィールド調査⑤ | |
第12回 | 9月10日(火)3限 フィールド調査⑥ | |
第13回 | 9月11日(水)1限 フィールド調査データの整理 | |
第14回 | 9月11日(水)2限 フィールド調査データの解析 | |
第15回 | 9月19日(木)4限 まとめ |
授業外学習の課題 | 参考文献として挙げているもにについて,講読をすすめること. |
履修上の注意事項 | 9/9から9/11にかけてのフィールド調査は合宿形式で実施するため,宿泊費・食費は各自負担とする.また,動物の血液の採取等を行うことから,受講希望者は教員と面談の上,履修を検討すること. |
成績評価の方法・基準 | プロジェクトへの取り組み(80%),レポート(20%) |
テキスト | 指定しない |
参考文献 | 關義和ほか『野生動物管理のためのフィールド調査法』 京都大学学術出版会. |
主な関連科目 | 自然観察方法論,野生生物と社会 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メール(kokuda@shudo-u.ac.jp),電話(内線2482)等,随時受け付ける. |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(フィールド科目) | FHES26101 | 2018~2019 | 2・3・4 |