授業コード | 50021100 | クラス | |
科目名 | 環境政策論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 羅 星仁 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 環境政策の理論と実際 |
授業の概要 | 現在、世界が直面している様々な環境問題は消費者だけではなく、企業の経営戦略、政府の制度設計にも大きな影響を与えている。本講義では、環境保全のための環境政策がどのように立案され、制度設計が行われ、評価が行われているかについて解説する。日本及び世界の地域や国で実施されている環境政策を取り上げながら、その理論的背景や評価手法などに関しても具体的な実例からやさしく解説する。 講義は板書を中心に行うが、環境に関連するビデオやプロジェクターを使用する講義も行う。 |
学習の到達目標 | 環境政策の理論から現実に導入されている政策を理解できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:講義概要 |
第2回 | 環境政策の全体像 | |
第3回 | 環境政策に関わる基本原則:予防原則、汚染者負担原則など | |
第4回 | 環境政策導入の流れ | |
第5回 | 環境政策手段:全体像及び直接規制 | |
第6回 | 環境税の理論と実際I | |
第7回 | 環境税の理論と実際II | |
第8回 | 地方環境税の理論と実際 | |
第9回 | 排出権取引制度の理論と実際I | |
第10回 | 排出権取引制度の理論と実際II | |
第11回 | 直接規制の理論と実際I | |
第12回 | 直接規制の理論と実際II | |
第13回 | デポジット制度の理論と実際 | |
第14回 | 環境政策の評価 | |
第15回 | まとめとテスト |
授業外学習の課題 | ①2-14回については次回の授業のための資料を事前に予習しておくことが重要である。 ②5回、10回の授業時間中に小テストを行うので、1-4回、6-9回の範囲を十分な時間をかけて復習しておく必要 がある。 ③13回の授業時間中に、環境政策に関するレポートの課題を出すので、しっかりレポートを書くこと。 |
履修上の注意事項 | ①環境経済学入門(環境経済学)を履修したほうが望ましい。 ②欠席すると次回の授業内容が理解できないため、必ず出席すること。 ③講義内容の理解度を把握するために小テストを行う。 |
成績評価の方法・基準 | 授業内課題提出(10%)、小テスト(20%)、レポート(20%)、まとめテスト(50%) |
テキスト | 使用しない。必要に応じてプリントを配布する。 |
参考文献 | 諸富徹・浅野耕太・森晶寿(2008)「環境経済学講義」有斐閣ブックス 生態経済学研究会訳(1999)「環境管理の原理と政策」農文協(生協にて)、 その他の文献は講義内で随時知らせる。 |
主な関連科目 | 環境経済学入門、地球環境政策論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
① 授業中の質問はいつでも受け付けますし、質問時間も設けます。 ②授業終了後にも簡単な質問は受け付けます。 ③7回と15回の授業終了後に希望の多い日時を授業で調査し、オフィスアワーを設定します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) | FHES23109 | 2018~2019 | 2・3・4 |