授業コード | 50020200 | クラス | |
科目名 | 資源・エネルギー論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 坂本 智幸 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 資源・エネルギー論(Natural Resource and Energy) |
授業の概要 | 資源やエネルギーが私たちの生活において必要なものだと考えたことはないでしょうか?本講義では,資源・エネルギーの開発・生産や,それらを利用するための技術・経済システムの解説を通じて,資源・エネルギーに関する諸問題を考察するための基礎的知識を学びます.その上で,資源・エネルギーの利用に関する現状と持続可能な社会における資源・エネルギーの選択・利用のあり方を考えていきます. 【実務経験内容】 (一財)日本エネルギー経済研究所において研究主幹としてご活躍されている外部講師を招き,第6回講義(5月21日,予定)に資源・エネルギーの現状と今後の展望について解説してもらいます.今回お招きする外部講師の方は,これまでに国内外の気候変動政策・再生可能エネルギー政策の調査・研究にも携わられており,気候変動問題・エネルギー安全保・経済性といった多面的な視点から石炭エネルギーについて講義して頂く予定です. |
学習の到達目標 | 資源・エネルギーの生産技術や市場について基礎的な知識を習得してもらいます.その上で,過去から現在においてどのように利用され,今後どのように利用されていくべきかについて,社会の構成員としての意見を述べる力を身につけてもらいます. |
授業計画 | 第1回 | 講義ガイダンスとイントロダクション(資源とは?) |
第2回 | 再生可能資源の利用と管理 | |
第3回 | ベースメタル・レアメタル・レアアーアスの開発と利用 | |
第4回 | 鉱物資源の開発・利用がもたらす社会経済への恩恵と課題 | |
第5回 | エネルギー資源の利用と将来:天然ガスとシェールガス | |
第6回 | 外部講師による講義(石炭から見るエネルギー市場の現状と展望) (エネルギー資源の利用と将来:石炭と石油) |
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第7回 | エネルギー資源の利用と将来:核燃料資源 | |
第8回 | エネルギー資源の利用と将来:再生可能エネルギー | |
第9回 | エネルギー技術1:熱機関と火力発電 | |
第10回 | エネルギー技術2:省エネ・クリーンエネルギーと人々の行動 | |
第11回 | 規制緩和と電力・ガス市場の現状と課題 | |
第12回 | 国際取引市場における鉱物・エネルギー資源の価格形成の仕組み | |
第13回 | 社会・経済活動とエネルギー利用の関係 | |
第14回 | 社会・環境と最適なエネルギーシステムとその評価 | |
第15回 | 資源・エネルギーと持続可能な開発のあり方(総括として) |
授業外学習の課題 | 受講生には,講義の内容について理解を深めるために,講義1回毎に1時間以上の予習・復習が求められています.講義では講義ノートや資料を基に進めていきます.予習は予め参考文献の指定した箇所を読み大まかに理解し,講義に臨んでもらいます.また復習では,講義ノートや指定した参考文献に加えて,自身で探した関連する統計データや書籍なども積極的に活用し,理解を深める努力をしてください.講義や復習の中で生じる疑問点は,講義終了やオフィスアワーを利用し質問してください.またコメントシートも積極的に活用して下さい. |
履修上の注意事項 | 講義ノート,資料の配布,課題の提出,及び各回の講義に対するコメントシートは全てMoodleを利用します.履修登録終了後,担当教員が受講生をMoodleに登録しますが,その後の履修登録を変更した学生に対応できません.利用できないと分かった受講生は,その時点で速やかに担当教員に連絡してください. 講義への出席は当然だと考えています.従って,講義は,受講生が毎回出席していると言う前提で進めていきます. |
成績評価の方法・基準 |
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テキスト | 講義の中で必要に応じて紹介していきます. |
参考文献 |
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主な関連科目 | 資源経済学,環境経済学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了時,オフィスアワー(火曜日5時限・第2研究棟1F)において,講義の質問に応じます.またMoodleで行うコメントシートも質問に活用してください. |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(入門科目) | FHES11111 | 2018~2019 | 1・2・3・4 |