授業コード | 50017203 | クラス | 03 |
科目名 | マインド・リテラシー形成ゼミナールa | 単位数 | 2 |
担当者 | 下村 英嗣 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 環境法文献講読 |
授業の概要 | 大学では自ら学ぶ姿勢が必要不可欠であり最重要である。自ら学び、学習し、研究するには、文献を講読する能力を備えなければならない。このゼミナールでは、環境法に関連する文献(1冊300ページ程度)を読解し、文献の内容紹介や私見を他者に発表し、質疑応答を行うことによって、読解力と意見構築能力を身につけることを目指す。また、文献講読により環境法に関する知識を獲得する。 毎回のゼミナールは、指定した課題図書を利用して次のように進める。 *予習:毎回、次回取り上げる文献の指定した範囲を読んでくること ①予習で読んだ部分の要約の記述400字(15分) ②受講者全員が1人ずつ内容紹介と私見を発表する(30分) ③質疑応答(15分) ④教員による解説(15分) ⑤質疑応答を踏まえた要点の記述200字(15分) 本年度は、気候変動関連法に関する文献として「地球温暖化は解決できるのか」、四大公害訴訟に関する文献として「四大公害病」を読む(本の詳細はテキスト欄を参照)。 |
学習の到達目標 | 文献や資料を読解することによって、自ら学ぶ姿勢を修得し、自らの意見とその論理を構築する能力をみにつけることができる。また、指定文献の読解により環境法に関する知識を身につけることができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:ゼミの概要と方法の説明、シラバスを読んできたか否かに関する確認プリント(授業への取り組みの一部として成績評価対象) |
第2回 | 「地球温暖化は解決できるのか」1章 | |
第3回 | 「地球温暖化は解決できるのか」2章1節 | |
第4回 | 「地球温暖化は解決できるのか」2章2節 | |
第5回 | 「地球温暖化は解決できるのか」3章 | |
第6回 | 「地球温暖化は解決できるのか」4章 | |
第7回 | 「四大公害病」第1章 水俣病前半部分 | |
第8回 | 「四大公害病」第1章 水俣病後半部分 | |
第9回 | 「四大公害病」第2章 新潟水俣病前半部分 | |
第10回 | 「四大公害病」第2章 新潟水俣病後半部分 | |
第11回 | 「四大公害病」第3章 イタイイタイ病前半部分 | |
第12回 | 「四大公害病」第3章 イタイイタイ病後半部分 | |
第13回 | 「四大公害病」第4章 四日市公害前半部分 | |
第14回 | 「四大公害病」第4章 四日市公害後半部分、終章 | |
第15回 | 読書感想文執筆(1000字程度) |
授業外学習の課題 | ①文献の指定した範囲を必ず読んでくること ②文献は一連の流れの中で理解しなければならないので、次回の指定範囲を理解するために、必ず復習をして内容理解の深化につとめること |
履修上の注意事項 | ①毎回、予習が欠かせないため、強い勉学意欲が望まれる。 ②指定した文献は、各自で購入し、準備すること ③環境法の知識がある程度必要なため、環境法入門、環境法を履修し終えていること(これらの科目を履修したことを前提にゼミを進める) |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み姿勢(第1回の確認プリント、毎回の質疑応答の発言)25% 毎回提出を義務付ける要約プリント65% 読書感想文(第15回)10% |
テキスト | 小西雅子「地球温暖化は解決できるのか」(岩波ジュニア新書、2016年) 政野淳子「四大公害病」(中公新書、2013年) |
参考文献 | ベーシック環境六法(第一法規) 大塚直「環境法(第3版)」(有斐閣、2010年) 北村喜宣「環境法(第4版)」(弘文堂、2017年) |
主な関連科目 | 環境事例入門、環境法入門、環境法、比較環境法、暮らしの中の環境法、気候変動と環境法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中の質疑応答と解説の時間に適宜質問してください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | FHES27103 | 2017~2017 | 2・3・4 |