授業コード | 50016600 | クラス | |
科目名 | 論理的思考 | 単位数 | 2 |
担当者 | 岡本 慎平 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 論理の基礎 |
授業の概要 | 論理的にものごとを考え、論理的に文章を書くための基礎を学ぶ。三段論法や演繹推論の基礎的な説明と、帰納推論およびその際に気をつけるべき様々な誤謬推理の説明などをおこなう。 授業は基本的にパワーポイントのスライドと、毎回配布するプリントによっておこなう。各回、授業の最後に演習問題を解いてもらう。 |
学習の到達目標 | 論理について基礎的な知識を有している。論理的に妥当な推論を自分でおこなうことができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:「論理的に考えるということ」 |
第2回 | 演繹推論の基礎:前件否定・後件肯定の誤謬 | |
第3回 | 命題の換位(逆・裏・対偶) | |
第4回 | 三段論法の構造 | |
第5回 | 連言と選言の関係 | |
第6回 | 演繹推論のまとめ | |
第7回 | 帰納推論と非形式的推論 | |
第8回 | 統計的三段論法 | |
第9回 | 帰納の誤謬その1:サンプリングの偏りと観察者バイアス | |
第10回 | 帰納の誤謬その2:相関と因果の混同 | |
第11回 | 詭弁とその対策 その1:「真のスコットランド人」論法 | |
第12回 | 詭弁とその対策 その2:「燻製ニシン」論法 | |
第13回 | 詭弁とその対策 その3:多重質問と語義の曖昧性 | |
第14回 | 非形式的推論のまとめ | |
第15回 | 授業全体の総復習 |
授業外学習の課題 | 毎回配布するプリントを熟読すること。また授業の節目ごとに小テストをおこなうため、指定した範囲の練習問題を解いてみること。 |
履修上の注意事項 | 毎回、その授業で説明した内容に関する演習問題を解いてもらうため、単に受動的に講義を聞くだけでなく、その内容を自分で使いこなすことが求められる。 |
成績評価の方法・基準 | 受講態度(授業内ワーク・授業内テストを含む)(30%)および期末試験(70%)によって総合的に判断する。 |
テキスト | 授業中に配布する。 |
参考文献 | 授業時に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 哲学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.授業時に回収するワークシートに質問を記入することができる。質問には可能な限り次回の授業で対応する。 2.その他の仕方でも質問は受け付ける。メールの場合は、sokmt@hiroshima-u.ac.jpに大学、講義名、自分の氏名を明記した上で送ること。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(キャリア形成科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(キャリア形成科目) | FHES26101 | 2017~2017 | 2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(入門科目) | FHES11123 | 2018~2019 | 1・2・3・4 |