授業コード | 50013500 | クラス | |
科目名 | 日本語運用論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 中園 篤典 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 現代日本語の文字・表記 |
授業の概要 | この授業では、日本語の総合的な運用能力を測る6つの領域(敬語、文法、語彙、言葉の意味、漢字、表記)の中から、「語彙」「表記」を選び、以下のテーマで講義します。 授業計画は、以下の通りです。 ※ただし、学生の理解度によって変更の可能性があります。 (1)適切な仮名遣い(歴史的仮名遣いとの対照) (2)適切な語彙の使い分け(日本語史の視点) (3)適切な仮名の送り方(国文法による規範) (1)については、現代仮名遣いの表記(五十音図、四つ仮名)、(2)については、語構成と語種(和語・漢語)、(3)については、口語動詞(活用の見分け方)について講義します。 |
学習の到達目標 | (1)正書法についての知識を身につけ,母国語を分析できるようになる。 (2)母国語の歴史に関心を持ち,規範的な態度を身につける。 |
授業計画 | 第1回 | 授業概要 |
第2回 | 現代仮名遣い①(拍、音節) | |
第3回 | 現代仮名遣い②(直音・拗音の表記) | |
第4回 | 現代仮名遣い③(撥音・促音の表記) | |
第5回 | 現代仮名遣い④(長音の表記) | |
第6回 | 現代仮名遣い⑤(四つ仮名) | |
第7回 | 中間まとめ | |
第8回 | 中間レポートの解説 | |
第9回 | 語構成①(複合語) | |
第10回 | 語構成②(連濁の原則) | |
第11回 | 語構成③(連濁の変則) | |
第12回 | 送り仮名①(五段活用、一段活用) | |
第13回 | 送り仮名②(現代仮名遣いの原則) | |
第14回 | 送り仮名③(現代仮名遣いの変則) | |
第15回 | 期末まとめ |
授業外学習の課題 | 第1回~第6回については、参考図書(※表記)の該当個所を読むこと。 第9回~第11回については、参考図書(※語構成)の該当個所を読むこと。 第12回~第14回については、参考図書(※国文法)の該当個所を読むこと。 |
履修上の注意事項 | 出席を重視するため、授業ごとに理解確認を兼ねた簡単なリアクションペーパーを課す。 |
成績評価の方法・基準 | (1)ワーク10% (2)中間レポート20% (3)提出物10% (4)試験60% ※欠席の多い学生は,試験結果に関わらずDとします。 |
テキスト | レジュメ(要点を整理したプリント)を配布 |
参考文献 | ※表記 白石良夫『かなづかい入門』平凡社新書 三省堂編修所『新しい国語表記ハンドブック』 ※語構成 金田一春彦『日本語の特質』NHKブックス 真田信治『よくわかる日本語史』アルク ※国文法 永山勇『国文法の基礎』洛陽社 小西甚一『国文法ちかみち』洛陽社 |
主な関連科目 | 日本語学、総合教養講義(現代日本語の特質) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問等は,随時受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部英語英文学科(関連科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(リテラシー形成科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(リテラシー形成科目) | FHES12108 | 2017~2017 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(入門科目) | FHES11119 | 2018~2019 | 1・2・3・4 |