授業コード 50010400 クラス
科目名 都市環境学 単位数 2
担当者 三浦 浩之 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 都市環境システムとその計画 Urban Environmental Systems and Planning
授業の概要 都市が居住の中心となった今、たえず都市環境を改善することは重要な課題である。
そこで、まず、都市型社会の到来により生じた様々な環境面への影響について理解していく。
次に、環境面からの都市のあり方について解説する。
そして、都市環境の主体である市民の取組に焦点を当て、都市環境計画、環境を軸としたまちづくりについて理解してもらう。
最後に、これらを踏まえて、環境施策の立案を行う。
学習の到達目標 1 都市を人間の生活しやすい場として再生するための環境面からの施策を理解し、説明できるようになること
2 身近な都市を対象に、その環境施策を計画できるようになること
授業計画 第1回 都市型社会の到来・都市化と都市計画
第2回 自動車と都市の大気環境
第3回 ヒートアイランドと都市熱環境の改善
第4回 都市の低炭素化:都市構造・公共交通利用促進
第5回 都市の低炭素化:エネルギーの効率利用、未利用エネルギー・再生可能エネルギー利用拡大
第6回 都市の低炭素化:都市の緑化
第7回 立地適正化計画とコンパクト・プラス・ネットワーク都市
第8回 景観行政・屋外広告物行政
第9回 歴史まちづくり
第10回 快適な都市環境づくり①(センスオブプレイス、シビックプライド)
第11回 快適な都市環境づくり②(地域コミュニティによる環境づくり)
第12回 環境評価(住民意識、LCA)
第13回 環境のまちづくり①(環境モデル都市・環境未来都市)
第14回 環境のまちづくり②(SDGs未来都市、低炭素都市)
第15回 立案した都市環境施策の発表・講評
授業外学習の課題 1.自分の住んでいる、あるいは関わりのある都市の環境に関する計画や施策について、授業進行に合わせて関連資料を収集し、理解していくこと。
2.自分の住んでいる、あるいは関わりのある都市の環境面での課題を調査し、把握していくこと。
履修上の注意事項 授業の進行に合わせて、自分の住んでいる、あるいは関わりのある都市について、その環境面での課題を認識してもらい、それを踏まえて、他都市の環境計画や施策、環境まちづくりを参照しつつ、新たに取り組むべき環境施策を立案してもらいます。

なお、Moodleによる連絡やレポート提出等を行う予定です。
成績評価の方法・基準 授業の進行に応じての課題ミニレポート(20%)、環境計画・施策の比較に関するレポート(40%)、新たに取り組むべき環境施策の立案(40%)によって総合的に評価する。
テキスト
参考文献 都市環境学教材編集委員会編「都市環境学 第2版」、森北出版株式会社(2016)
都市環境学教材編集委員会編「都市環境から考える これからのまちづくり」、森北出版株式会社(2017)
主な関連科目 人間環境学概論、環境問題入門、地球の環境、地域の環境
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1. 質問・相談は、基本的に授業終了時に受け付けます。
2. レポートや施策立案に関する質問・相談は、オフィスアワーにも受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) 2011~2016 1・2・3
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) FHES13110 2017~2017 1・2・3