授業コード 42035002 クラス 02
科目名 解析学Ⅱ 単位数 2
担当者 倉薗 一二 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 偏微分法と積分法 Partial differentiation and Integration
授業の概要  前半は2変数関数,偏導関数の概念とその計算の仕方,合成関数の偏微分法,偏導関数や高次偏導関数を用いて極値問題や最大・最小問題について考察する方法などを講義する。
 後半は1変数関数の不定積分と定積分の概念,基本的な関数の不定積分の公式,重要な計算法である置換積分法と部分積分法などについて講義する。
 内容の説明や例題の解説の後に基本的事項の確認と計算技能の習熟を図るために演習を行う。また,定着を図るために必要に応じて課題を課す。
学習の到達目標  2変数関数およびそれらの合成関数の偏導関数を求めることができる。偏導関数や高次偏導関数を極値問題に適用することができる。
 種々の1変数関数の不定積分や定積分の値を求めることができる。
授業計画 第1回 2変数関数とその極限
第2回 偏微分係数,偏導関数
第3回 接平面,全微分,第2次偏導関数
第4回 合成関数の偏微分法
第5回 2変数関数の極値問題
第6回 2変数関数の条件付き極値問題
第7回 まとめと演習
第8回 中間試験,原始関数と不定積分
第9回 基本的な関数の不定積分
第10回 不定積分の置換積分法
第11回 不定積分の部分積分法
第12回 有理関数の不定積分
第13回 定積分
第14回 定積分の置換積分法・部分積分法
第15回 まとめと演習
授業外学習の課題  授業中に行う演習プリントの問題と類似な問題あるいはやや発展的な問題を数回分づつまとめて宅習課題にするので,レポート用紙に解いて提出すること。
履修上の注意事項 講義での説明をよく聞き,ノートをきちんととること。
演習には積極的に取り組むこと。
課題はきちんと解いて必ず提出すること。
分からない箇所は積極的に質問すること。
成績評価の方法・基準 聴講態度・演習への取り組みと達成状況20%(欠席は減点),
課題の提出と達成状況10%,中間・期末試験70%
の割合で総合的に評価する。
テキスト (修大生協)  

前期の解析学Iで使用したテキストを使用    

(1)岡本和夫「新版 微分積分 I」 実教出版
(2)岡本和夫「新版 微分積分 II」実教出版
参考文献
主な関連科目 解析学I
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
 質問・相談は基本的には講義の最後に行う演習の時間,講義終了後の休憩時間を利用して受けるが,講義中に分からない点や疑問に感じたことがあったらそのつど質問を受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部経済情報学科(F群) 2011~2016 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(F群) FEEI10603 2017~2019 1・2・3・4