授業コード 42006500 クラス
科目名 情報経済学Ⅰ 単位数 2
担当者 有定 愛展 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 経済における情報の役割と影響の分析
授業の概要 「情報経済学」とは、経済学の1分野であり、情報価値を経済学的に計算したり、情報の非対称性の影響を経済学的に分析する学問である。前期開講のⅠでは、主に経済における情報価値の計算を中心に、講義を進める予定である。主な講義内容は以下のとおりである。情報の概念,数学的準備,完全情報の価値,不完全情報の価値,寡占と情報価値。
学習の到達目標 ベイズ定理の意味を掌握し、情報価値の計算を間違うことなくできるようにすること。
授業計画 第1回 序論
第2回 情報の概念
第3回 数学的準備その1(確率)
第4回 数学的準備その2(条件付確率)
第5回 数学的準備その3(ベイズ定理)
第6回 情報価値の理論その1(2×2システム)
第7回 情報価値の理論その2(ゼロ情報)
第8回 情報価値の理論その3(VPI)
第9回 情報価値の理論その4(VII)
第10回 情報価値の理論その5(演習)
第11回 情報価値の理論その6(演習解答)
第12回 寡占と情報価値の理論その1(経済学的準備)
第13回 寡占と情報価値の理論その2(複占)
第14回 寡占と情報価値の理論その3(寡占)
第15回 補論
ほぼ以上のように講義を進める予定である。
授業外学習の課題 第1回目の前に、このシラバスをよく読むこと。
第1回目以降、講義終了後、毎回復習を試みること。
特に、講義中に演習問題等が行われたときは、自宅で再度見直しをすること。もしも講義時間中に、演習問題が完了できなかったときは、次回までに必ず完了させること。
第15回目が終了したら、まとめのプリント等を見直し、結局自分は何を学んだのか再確認をすること。
履修上の注意事項 一定レベルの数学を用いる。現代経済学科の諸君は「経済数学入門Ⅰ・Ⅱ」を必ず修得していること。経済情報学科の諸君は「経済システム科学Ⅰ・Ⅱ」を必ず修得していること。常時出席しないと単位修得は困難である。
成績評価の方法・基準 主に定期試験の成績にもとづいて評価を行う予定。定期試験80%、平常の成績(出席カードの記載内容など)20%で評価する予定。
テキスト 使用しない。
参考文献 講義中に紹介する。
主な関連科目 経済数学入門Ⅰ・Ⅱ
経済システム科学Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義時間中に、質問の時間を若干確保しているので、有効に使うこと。講義終了後も、時間が許す限り対応する。
なお、金曜の昼休みは、午後から行われるゼミ教室(パソコン教室)に比較的早目に行く。このときを利用してもよい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(A群) 2007~2016 3・4
経済科学部現代経済学科(A群) FECE30111 2017~2017 3・4
経済科学部経済情報学科(A群) 2011~2016 3・4
経済科学部経済情報学科(A群) FEEI30111 2017~2017 3・4