授業コード 41029000 クラス
科目名 産業経済学Ⅱ 単位数 2
担当者 太田 耕史郎 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 産業の経済分析 The Economic Analysis of Business and Industry
授業の概要 前半は産業経済学の伝統的なフレームワークの内、市場行動(conduct)―市場成果(performance)の関係を理論的に勉強します。また,後半は地域産業政策を米国と日本の幾つかの都市を事例としながら勉強します。
学習の到達目標 様々な企業行動を企業,消費者,さらには社会の見地から評価できること。
地域産業政策を理解できること。
授業計画 第1回 産業経済学Ⅰ:再販価格維持,テリトリー制
第2回 垂直的取引制限2:専売店制,抱き合わせ①(ブロック・ブッキング)
第3回 垂直的取引制限3:抱き合わせ②(metering)
第4回 垂直的取引制限3:抱き合わせ③(mixed bundling)
その他の取引慣行1:価格差別①(第1種)
第5回 その他の取引慣行2:価格差別②(第2種・第3種)
第6回 地域産業政策1:地域経済の実態と産業政策の意義
第7回 地域産業政策2:事例①(米デトロイト)
第8回 地域産業政策3:事例②(米ピッツバーグ)
第9回 地域産業政策4:事例③(米MSP)
第10回 地域産業政策5:事例④(米シカゴ)
第11回 地域産業政策6:事例⑤(米シリコンバレー)
第12回 地域産業政策7:事例⑥(京都)
第13回 地域産業政策8:地域産業政策の手段①(企業の誘致と育成)
第14回 地域産業政策9:地域産業政策の手段②(アベノミクス,カープの経済効果など)
第15回 第15回:全体の復習
授業外学習の課題 予習と復習,とりわけ地域産業政策では事例に挙げる都市の予習をして下さい。
履修上の注意事項 Ⅰと同様、講義を単に聴講するのではなく、発表を通じた講義への積極的な参加を希望します。

成績評価の方法・基準 試験の成績(90%)とレポート(10%)により評価します。
テキスト 1.(前半)プリントを配布します。
2.(後半)太田耕史郎『地域産業政策論』勁草書房.
参考文献 適宜,紹介します。
主な関連科目 経済分析入門Ⅰ、ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ,産業経済学Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は授業中,授業後に受け付けます(ただし、試験直前は除きます)。
分からない箇所をそのままにしないようにして下さい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(C群) 2007~2016 3・4
経済科学部現代経済学科(C群) FECE30304 2017~2017 3・4
経済科学部経済情報学科(H群) 2011~2016 3・4
経済科学部経済情報学科(H群) FEEI30816 2017~2017 3・4