授業コード | 41008502 | クラス | 02 |
科目名 | 計量経済学Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 塗師本 彩 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 計量経済学の基礎 (Basic Econometrics) |
授業の概要 | この講義の目的は、計量経済学の基礎を学ぶことで、(1)日常にあふれる様々な言説の中で何が正しく何が正しくないのかを自分で考える力を高めること、(2)日常にあふれる様々な言説や疑問についてデータを用いて検証し答える方法を身につけることです。例えば、「勉強時間を増やせばテストの成績はよくなるのか?」といった身近な問題から、「長時間労働の規制は労働者のメンタルヘルスを向上させるのか?」といった政策的な問題まで様々な具体例を用いながら、データを分析する方法を学びます。加えて、データ分析の実践的な力を身につけるために、ExcelやStataを用いた演習も行います。 |
学習の到達目標 | 1. 計量分析の基礎を理解している 2. ExcelやStataを用いて、簡単な計量分析を行うことができる 3. 計量分析の結果を解釈できる |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:この講義では何を学ぶのか |
第2回 | 統計学の復習①:データの整理 | |
第3回 | 統計学の復習②:確率 | |
第4回 | 統計学の復習③:統計的推論 | |
第5回 | 単回帰分析①:単回帰モデルとその推定 | |
第6回 | 単回帰分析②:誤差項の仮定 | |
第7回 | 単回帰分析③:ExcelやStataを使って単回帰分析 | |
第8回 | 仮説検定①:仮説検定の方法 | |
第9回 | 仮説検定②:ExcelやStataを使って仮説検定 | |
第10回 | 重回帰分析①:重回帰モデルとその推定 | |
第11回 | 重回帰分析②:モデルのあてはまりと多重共線性 | |
第12回 | 重回帰分析③:重回帰モデルでの仮説検定 | |
第13回 | 重回帰分析④:ExcelやStataを使って重回帰分析 | |
第14回 | 変数の単位とモデルの関数型、ダミー変数 | |
第15回 | ExcelやStataを使って様々なモデルの推定 |
授業外学習の課題 | 1. 毎回の講義の予習・復習をする 2. 数回程度の課題を出す |
履修上の注意事項 | ・受講者の理解度により授業計画を変更することがある |
成績評価の方法・基準 | 期末試験(70%)および課題(30%)で評価 |
テキスト | レジュメを配布し、それをもとに授業を進める |
参考文献 | ・田中隆一『計量経済学の第一歩:実証分析のススメ』有斐閣 ・山本拓・竹内明香『入門計量経済学:Excelによる実証分析へのガイド』新世社 ・森田果『実証分析入門:データから「因果関係」を読み解く作法』日本評論社 その他、適宜授業内で紹介します |
主な関連科目 | 確率・統計入門/経済数学入門I・II/経済統計学I・II/計量経済学II |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
毎回の講義中や講義後に質問・相談の時間を設ける |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学部現代経済学科(A群) | - | 2007~2016 | 3・4 |
経済科学部現代経済学科(A群) | FECE30109 | 2017~2017 | 3・4 |
経済科学部経済情報学科(A群) | - | 2011~2016 | 3・4 |
経済科学部経済情報学科(A群) | FEEI30109 | 2017~2017 | 3・4 |