授業コード 40007013 クラス 13
科目名 基礎解析Ⅰ 単位数 2
担当者 倉薗 一二 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 微分積分学への準備  Preliminaries for calculus
授業の概要  指数関数,対数関数,三角関数等について,基本的な性質の理解と計算技能の習熟を図り,それぞれの関数の特徴の把握や種々の公式の取り扱い方等を通して,微分法や積分法などの学習が円滑に進められるようにすることを主なねらいとする。
 高等学校における履修状況や学習能力などに配慮し,要点を絞って分かり易く講義する。講義の最後に基本的事項の確認と習熟を図るための演習を行う。また,定着を図るために必要に応じて課題を課す。
学習の到達目標  基本性質や公式を適用して特定の数値に対する関数の値を求めることができる。簡単な関数のグラフの概形がかける。式変形やグラフ等を利用して方程式や不等式が解ける。論理的な思考に基づいて基本性質や公式の出てくる由来・根拠,証明のアイデア・道筋などを理解できる。
授業計画 第1回  式の展開,多項式の割り算,剰余の定理
第2回  組み立て除法,因数定理,高次方程式の解法
第3回  整数の指数,累乗根
第4回  有理数乗,実数乗
第5回  指数関数とそのグラフ,指数方程式・不等式
第6回  対数とその性質
第7回  対数関数とそのグラフ,対数方程式・不等式
第8回  まとめと演習
第9回  中間試験,弧度法
第10回  三角関数とその性質
第11回  三角関数のグラフ
第12回  三角関数を含む方程式・不等式
第13回  三角関数の加法定理
第14回  分数関数と無理関数
第15回  まとめと演習
授業外学習の課題  授業中に行う演習プリントの問題と類似な問題あるいはやや発展的な問題を数回分づつまとめて宅習課題とするので,レポート用紙に解いて期日までに提出すること。
履修上の注意事項 講義での説明をよく聞き,ノートをきちんととること。
演習には積極的に取り組むこと。 
課題をきちんと解いて必ず提出すること。
分からない箇所は積極的に質問すること。
成績評価の方法・基準 聴講態度・演習への取り組みと達成状況20%(欠席は減点), 
課題の提出と達成状況10%,中間・期末試験70%
の割合で総合的に評価する。
テキスト  (修大生協)
 
  岡本和夫「新版 基礎数学」実教出版
参考文献
主な関連科目  基礎解析II
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
 質問・相談は基本的には講義の最後に行う演習の時間,講義終了後の休憩時間を利用して受けるが,講義中に分からない点や疑問に感じたことがあったらそのつど質問を受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部経済情報学科(F群) 2011~2016 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(F群) FEEI10604 2017~2019 1・2・3・4