授業コード 40004703 クラス 03
科目名 経済数学入門Ⅰ 単位数 2
担当者 中川 勝國 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 経済学に必要な数学の基礎
授業の概要 内容:経済学を学ぶために必要な基本的な数学について扱います. 具体的には「関数の極限・微分」「指数関数・対数関数」「最大最小問題」について説明します.
形式:毎回「講義」「演習」「小テスト」を織り交ぜた授業を行います. 「講義」ではその回の内容について講義形式で解説します. 「演習」では説明した内容を踏まえて練習問題を各自で解いてもらいます. 「小テスト」ではその内容が定着しているかを見極めるための簡単な小テストを行います.
学習の到達目標 経済学を学ぶために必要な数学的知識・技能を身につけることを目標とします. 具体的には次の3点です.
1.関数の極限を求めることができる.
2.関数を微分することができる.
3.最大最小化問題を解くことができる.
授業計画 第1回 有理数の計算規則・一次方程式の解・実数と有理数の違い
第2回 関数とはなにか・逆関数・合成関数・分数関数・無理関数
第3回 指数関数
第4回 対数関数
第5回 指数関数・対数関数の応用
第6回 極限
第7回 微分とはなにか・多項式関数の微分
第8回 第7回までのまとめ
第9回 多項式関数の最大最小問題
第10回 指数・対数関数の微分
第11回 関数の積・商の微分
第12回 逆関数・合成関数の微分
第13回 一般的な関数での最大最小問題
第14回 最大最小問題の演習
第15回 まとめ
授業外学習の課題 「授業の復習」をしっかり行ってください.復習時間の目安は,「授業と同じ時間」です(90分の授業なら90分かけて復習する).特に,授業中に解けなかった問題は次の授業までに必ず解いて理解するようにしてください. また自習用の問題プリントを適宜配布する予定です.
履修上の注意事項 1.「講義」の時間はしっかりと説明を聞いてください. また「演習」や「小テスト」の時間は真剣に取り組んでください.
2.授業中は授業に関係する疑問や建設的な意見を大いに歓迎します. ただし授業に関係のない私語は一切厳禁です.
成績評価の方法・基準 定期試験(80%), 小テスト(20%)によって総合的に評価します. またレポートを実施し, それを評価に含める場合があります.
テキスト テキスト(教科書)は特に指定せず, 毎回「授業プリント」等を配布します.
参考文献 参考書も特に指定しません.各自で自分に合うと思う参考書を見つけてみてください(「微分積分」「微積分」「経済数学」といったタイトルで探すのが良いと思います).例えば以下のものがあります.
○ 水本久夫, 微分積分学の基礎 改訂版,培風館.
○ 尾山大輔, 安田洋祐, 「改訂版 経済学で出る数学: 高校数学からきちんと攻める」日本評論社.
また,高校で使った教科書も非常に参考になると思います.
主な関連科目 経済数学入門II
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
オフィスアワー(質問・相談への対応)は「講義終了後」に行います.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(F群) 2007~2016 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(F群) FECE10602 2017~2019 1・2・3・4