授業コード 40001300 クラス
科目名 ファイナンス論Ⅰ 単位数 2
担当者 得津 康義 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 証券市場の実際と理論: Securities Market: Theory and Practice
授業の概要 この講義は大きき分けて2つの内容から構成されています。一つはファイナンスとは何かについてで、もう一つが金融システムについてです。最初に、ファイナンスに関する意思決定について学習します。次に証券市場を含めた金融システムの制度・仕組みを学習します。ファイナンス理論を勉強する上で、しっかりと現実の制度・仕組みの知識を身につけていることが重要です。インターネットで内外の証券市場の実際を紹介します。次いで、ファイナンス理論を学習します。
学習の到達目標 ファイナンスに関する知識を取得できることが目標です。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 ファイナンスの定義
なぜファイナンスを学ぶ必要があるのか
第3回 家計の意思決定について
第4回 企業の意思決定について
第5回 企業組織の形態
第6回 所有と経営の分離
第7回 企業経営の目標
第8回 金融システムとは何か
第9回 資金循環
第10回 金融市場と金融仲介の機能
第11回 市場利子率と金利
第12回 リスク資産の収益率
第13回 市場インデックスとインデクシング
第14回 歴史的にみた収益率
第15回 投資信託とは何か
授業外学習の課題 授業外学習として宿題を出します。
履修上の注意事項 履修者は、Webサイトより金融データを検索し、Excelを使った作業を行います。簡単な作業なのでExcelの予備知識は必要ありません。
成績評価の方法・基準 宿題(20%程度),定期試験(80%程度)を目安に総合的に評価します。また、受講態度、欠席などにより減点する場合があります。
テキスト 特に指定しません。
講義ノートを配布する予定です。
参考文献 (1)釜江廣志『入門証券市場論』(有斐閣)
(2)釜江廣志『ゼミナール証券分析』(有斐閣)
(3)釜江・北岡・大塚・鈴木『証券論』(有斐閣ブックス)2006年。修大生協。
(4)東京証券取引所『入門日本の証券市場』
(5)東京証券取引所『東証公式株式サポーター』(東証)
(6)大和総研『アジアの証券市場』(大和総研)
(7)野村総研『新債券運用と投資戦略』(きんざい)
(8)二上 季代司・代田 純(編集) 『証券市場論』(有斐閣)
主な関連科目 ファイナンス論Ⅱも併せて受講してください。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、授業前の時間、休憩時間に受け付けます。また、メールでの質問も受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(B群) 2007~2016 3・4
経済科学部現代経済学科(C群) FECE30315 2017~2017 3・4