授業コード 30092200 クラス
科目名 特別講義A(教会法史) 単位数 2
担当者 川島 翔 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 教会法史
授業の概要 この授業では、原始教会時代から現代に至るまでの教会法の歴史を概観します。キリスト教が西洋の政治、社会、文化等に影響を与え、歴史的に大きな役割を果たしているのは周知のことですが、教会法それ自体も法史において重要な位置を占めています。教会法の歴史を学ぶことで、西洋法の歴史的基盤について深く理解することを目指します。
学習の到達目標 ・教会法についての知識を習得し、西洋法史におけるその役割を理解すること。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 教会法の成立
第3回 古代①:古代世界における教会
第4回 古代②:ローマ帝国における教会
第5回 中世①:ゲルマン世界における教会
第6回 中世②:古典カノン法の成立と発展
第7回 中世③:中世カノン法学
第8回 中世④:中世カノン法における私法
第9回 中世⑤:中世カノン法における公法
第10回 中世⑥:中世カノン法における訴訟法
第11回 近世①:宗教改革期における教会
第12回 近世②:啓蒙時代における教会
第13回 近代①:近代国家の成立と教会
第14回 近代②:19、20世紀における教会法
第15回 現代における教会法
授業外学習の課題 ・授業後にノートを整理するなどしてしっかり復習すること。
履修上の注意事項 ・欠席、遅刻はしないこと。
・私語は厳禁です。
成績評価の方法・基準 ・期末試験(70%)とリアクションペーパー(30%)から総合的に評価します。
テキスト
参考文献 ・ホセ・ヨンパルト『教会法とは何だろうか』(成文堂、1997年)
・Christoph Link, Kirchliche Rechtsgeschichte, München, 2009
主な関連科目 ・西洋法制史
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・原則として授業後とオフィスアワーに対応します。
・その他の時間については、事前にアポイントを取ってもらえれば対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部法律学科(発展科目) 2007~2010 2・3・4
法学部法律学科(発展科目) 2012~2016 2・3・4
法学部法律学科(発展科目) FLLA30927 2017~2017 2・3・4
法学部法律学科(発展科目) FLLA20922 2018~2019 2・3・4