授業コード | 30091618 | クラス | 18 |
科目名 | ゼミナールⅠ(2019) | 単位数 | 2 |
担当者 | 山田 健吾 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 行政法判例の研究 Case Study on Administrative Law |
授業の概要 | (1)目的 このゼミナールの目的は二つあります。 ①まず、受講生の皆さんが、行政法判例の勉強をすることを通じて、「行政法というものの考え方」を身につけることです。公務員希望の方にとって、この「考え方」を身につけることは、公務員試験対策になるでしょうし、公務員として働いていくために必要な事柄です。民間企業を目指す方にとっても、「行政法というものの考え方」を身につけることは非常に大切です。民間企業が何か新しいことをしようとすると、「行政の壁」に出くわすことになりますが、この壁を乗り越えるために、行政法の知識は大きな武器になることでしょう。 ②二つ目は、プレゼンテーション能力とディベート能力を身につけることです。この二つの能力は、民間企業を希望する人でも、公務員の希望する人のいずれにとっても、とても大切な能力になります。 (2)内容 前期ゼミナールⅠでは、行政法総論の主要なテーマについて報告してもらいます。行政法総論の基礎的な事柄を身につけること及びプレゼンテーション能力を身につけることに重点を置いたゼミナールの内容になります。2人1組(全部で5チーム)で、希望する判例について報告をしてもらいます。各回一つのチームに報告してもらいます。第1回目のゼミで、チーム分けを行い、併せて報告のテーマの紹介を行います。 |
学習の到達目標 | (1)どうやったらわかりやすいプレゼンテーションができるか、ということを意識できるようになる。 (2)行政法の基礎的概念について理解する。 (3)行政法判例を読むにあたって事実認定及び法的仕組みの理解の重要性を理解できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | (1)ガイダンス ゼミとは何か。ゼミ報告とは何か。 (2)報告者の決定 (3)次回の宿題―実際にプレゼンテーションをやってみる。 |
第2回 | (1)プレゼンテーションをやってみる。 (2)プレゼンテーションを評価する。 |
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第3回 | (1)文献の調べ方 (2)だれの教科書・論文を、どのように読めばよいのか。 |
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第4回 | 第1班による第1回目報告 | |
第5回 | 第2班による第1回目報告 | |
第6回 | 第3班による第1回目報告 | |
第7回 | 第4班による第1回目報告 | |
第8回 | (1)報告内容について改めて検討をし直し、疑問点を解決する。 (2)報告内容を文書化し、それを推敲する。 (3)バージョンアップした報告内容を報告する。 |
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第9回 | (1)まとめ (2)これまで勉強してきた行政法判例を理解したか確認する。 |
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第10回 | 第1班による第2回目報告 | |
第11回 | 第2班による第2回目報告 | |
第12回 | 第3班による第2回目報告 | |
第13回 | 第4班による第2回目報告 | |
第14回 | (1)報告内容について改めて検討をし直し、疑問点を解決する。 (2)報告内容を文書化し、それを推敲する。 (3)バージョンアップした報告内容を報告する。 |
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第15回 | (1)まとめ (2)これまで勉強してきた行政法判例を理解したか確認する。 |
授業外学習の課題 | 報告班には、あらかじめ読むべき文献を指示しますので、それを読んで報告資料を作成してください。報告班以外の方は、報告班が作った資料を予め読んで、ゼミでする質問を考えてきてください。 |
履修上の注意事項 | 欠席は原則として認めません。ゼミにおいては、必ず何か発言するということを心掛けてください。、 |
成績評価の方法・基準 | レジュメの作成報告(70%)、発言の回数及び内容(30%)。 |
テキスト | 特に指定しません。 |
参考文献 | 別途指示します。 |
主な関連科目 | 行政法入門、行政法総論、行政救済法、行政組織法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
(1)当日出席したゼミナールについて質問があれば、ゼミナール中あるいは終了時にすぐに質問をしてください。あとで質問しようとしても、忘れることが多々あります。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | - | 2007~2010 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | - | 2012~2016 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA20803 | 2017~2017 | 3・4 |