授業コード | 30038107 | クラス | 07 |
科目名 | ゼミナールⅣ | 単位数 | 2 |
担当者 | 豊田 博昭 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 民事訴訟法の重点研究 |
授業の概要 | 授業の方針・概要、担当者が受講者のみなさんに期待すること、などは前期の授業と同様です。そちらを参照して下さい。各自、個別的なテーマを選定して、それに関する重要判例、評釈、および論文を研究して、研究成果を報告して頂きます。就活等でこれが難しい受講生は、他の受講生の研究成果のレポートに対して、疑問点や賛否の意見などを述べるように努めて下さい。 手元の資料(法律時報・判例回顧)から、参考になりうる最近の判例を以下に掲げます。手掛かりにしてみて下さい。 |
学習の到達目標 | 民事訴訟法の基本的問題についての研究。 |
授業計画 | 第1回 | 訴訟の審理(1) 参考 自己利用文書に関して最決平成23・10・11判時2136号9頁、福岡高決平成23・3・28判タ1373号239頁 |
第2回 | 訴訟の審理(2) 参考 私文書の二段の推定に関して東京高判平成23・9・28金法1943号126頁 |
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第3回 | 訴訟の審理(3) 参考 確認の利益に関して最判平成23・6・3判時2123号41頁 |
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第4回 | 訴訟の審理(4) 参考 医事訴訟での鑑定に関して東京地判平成23・2・24判タ1363号150頁 |
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第5回 | 訴訟の審理(5) 参考 文書提出命令違反の真実擬制に関して東京高判平成24・6・4判時2162号54頁 |
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第6回 | 訴訟の終了(1) 参考 既判力に関して東京地判平成23・10・28判時2157号60頁 |
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第7回 | 訴訟の終了(2) 参考 既判力に関して東京高判平成21・12・21判時2100号43頁 |
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第8回 | 訴訟の終了(3) 参考 医事訴訟の損害額の認定に関して東京地判平成24・1・26判タ1376号177頁 |
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第9回 | 訴訟の終了(4) 参考 保険金請求訴訟の証明責任に関してさいたま地判平成23・7・19判タ1376号190頁 |
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第10回 | 訴訟の終了(5) 参考 第三者の詐害再審に関して東京高決平成24・8・23判時2158号43頁、大阪高決平成15・12・16判タ1152号287頁 |
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第11回 | 複雑訴訟(1) 参考 請求の併合に関して広島地判平成23・2・23判タ1380号160頁 |
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第12回 | 複雑訴訟(2) 参考 独立当事者参加に関して岐阜地判平成24・1・17判時2159号134頁 |
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第13回 | 複雑訴訟(3) 参考 共同訴訟に関して最決平成23・5・18判タ1352号152頁①、最決平成23・5・30判タ1352号152頁②、最決平成23・2・17判タ1352号159頁 |
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第14回 | 複雑訴訟(4) 参考 共同訴訟参加に関して最判平成22・7・16民集64巻5号1450頁 |
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第15回 | 複雑訴訟(5) 参考 反訴に関して最判平成22・7・9判時2091号47頁 |
授業外学習の課題 | 前期の欄を参照して下さい。 |
履修上の注意事項 | 大学生活の最後の学期となります。大学生活の学習面の締め括りとして頑張って勉強しましょう。勉強することって、実に面白いですよ。 今まで述べたことが妥当します。 |
成績評価の方法・基準 | 報告者または発問者としての各自のテーマについての報告・発言の質・内容のレヴェル70%、ゼミ活動への積極的な取組みの程度15%、受講態度15%を基準に、総合的に評価します。 |
テキスト | 各自が持っておられる民訴法のテキスト。 |
参考文献 | 全員共通の文献として、9月開講時にみんなで一斉にその選定作業をして、輪読しましょう。もちろん、ご自身でも各自の選定テーマに関する論文・図書・判例など、検索して読み進めて下さい。 |
主な関連科目 | 実体法科目。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業の前後、研究室でいつでも質問・相談に応じます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | - | 2007~2010 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | - | 2012~2016 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA20806 | 2017~2017 | 3・4 |