授業コード 30037917 クラス 17
科目名 ゼミナールⅡ 単位数 2
担当者 山田 明美 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 権利の実現の仕方
授業の概要  貸したお金を返さない相手には、「返せ」と裁判を起こせばよいと考えるかもしれません。しかし、貸主は、なぜ借主に「返せ」という権利があると言えるのでしょうか?そして、どうしたら裁判に勝てるのでしょうか?また裁判に勝ったら、必ず貸したお金が返ってくるのでしょうか? 

 ゼミ生と相談しながら進めていきたいと思いますが、以下に一応の予定を示しておきます。
ゼミナールⅡでは、民事裁判例やその評釈をよく読んで、レジュメ等を作成し報告してもらいます。
その後、ゼミ生同士で議論をします。報告後、報告内容をさらに深めたレポートを作成・提出してもらいます。
 基本パターンとしては3回で1テーマを扱うことを予定しています。
1回目 取り扱うテーマについての学説および基本となる判例・裁判例(3つくらい)について報告
2回目 当該テーマについての学説の流れや現状について報告
3回目 今後の展望について議論し、報告者はレポートを提出する
学習の到達目標 民裁判例を学修し、そこでの具体的な問題を検討・考察することを通して、権利の実現の仕方を知る。
民事紛争の処理の仕方および権利の実現の仕方を知る。
授業計画 第1回 ガイダンス 
 希望テーマ、判例、裁判例の決定
第2回 ガイダンス
 進め方、モデル報告
第3回 テーマ(1)について判例報告
第4回 テーマ(1)について文献講読
第5回 テーマ(1)についての今後の展望
第6回 まとめ
第7回 テーマ(2)について判例報告
第8回 テーマ(2)について文献講読
第9回 テーマ(2)についての今後の展望
第10回 まとめ
第11回 テーマ(3)について判例報告
第12回 テーマ(3)について文献講読
第13回 テーマ(3)についての今後の展望
第14回 まとめ
第15回 まとめ
授業外学習の課題 報告の事前準備、予習、レポート作成
履修上の注意事項 ・民事訴訟法を履修中・履修済みであることが望ましいです。
・ゼミは学生皆さんが主役ですので、出席し議論に参加することが大前提です。
 ゼミ生には、主体性・積極性を求めます。
・無断欠席は厳禁です。

成績評価の方法・基準 報告内容50%、課題への取組姿勢20%および出席態度・発言内容30%の割合を基準に総合的に評価します。
テキスト
参考文献 適宜紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後に対応します。それ以外は事前に連絡してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部法律学科(演習) 2007~2010 3・4
法学部法律学科(演習) 2012~2016 3・4
法学部法律学科(演習) FLLA20804 2017~2017 3・4