授業コード 30028619 クラス 19
科目名 基礎演習 単位数 2
担当者 山崎 俊恵 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目  法学部の学習の基礎力づくり
授業の概要  1年次の修大基礎講座及び初年次セミナー等の授業において、法学部で法律を学ぶのに必要なリテラシーを身につけたはずですが、1年次の後期の法律専門科目の授業を難しいと感じたり、思うように成績が伸びなかったりして、2年次以降に本格的に法律専門科目が増えることに不安を感じている方もいるかもしれません。そこで、この基礎演習では、法学部での法律専門科目の学習のために必要な基礎的な力を、今一度、鍛えたいと思います。そのための方法はいろいろあると思いますが、裁判例の学習が最適であると考えています。そこで、この基礎演習では、刑事訴訟法(犯罪が行われたときに犯人及び証拠の捜査から始まり、起訴、公判を経て判決に至る刑事手続に関する法)分野の主要な裁判例を取り上げて、それを読み、その中での法的論点を発見し、その論点に関する裁判所の判断を理解するとともに、その論点をめぐる学説等の議論状況を分析し、最後に、自分の見解を他者に伝えられるようになる練習をします。
学習の到達目標  事案の中での法的論点を発見し、判例及び学説を踏まえて、自己の見解を口頭でも書面でも他者に伝えられるようになることを目標とします。(最終的には、法律専門科目の論述式試験に回答できる力を身につけることを目指します。)
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 判例や文献の検索の仕方
第3回 強制捜査と任意捜査の区別①
第4回 強制捜査と任意捜査の区別②
第5回 強制捜査と任意捜査の区別③
第6回 GPS捜査①
第7回 GPS捜査②
第8回 GPS捜査③
第9回 裁判員制度①
第10回 裁判員制度②
第11回 裁判員制度③
第12回 違法収集証拠排除法則①
第13回 違法収集証拠排除法則②
第14回 違法収集証拠排除法則③
第15回 まとめ
授業外学習の課題 事前に指定された判例を予習する。
履修上の注意事項 授業に出席し、積極的に発言し、議論に参加してください。
成績評価の方法・基準 取り上げる裁判例の予習状況、授業中の質疑応答の内容、演習への積極的な参加及び取組みを、総合的に評価します。
テキスト なし
参考文献
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
なるべく授業中に対応します。研究室を訪問する場合は、事前に第2研究棟受付から電話し、在室を確認してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部法律学科(演習) FLLA20801 2018~2019 2