授業コード | 30028300 | クラス | |
科目名 | 国際取引法 | 単位数 | 2 |
担当者 | 中林 啓一 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 国際取引法 International Trade Law |
授業の概要 | この講義では、国際取引がどのような法的枠組みで規律されているかという点を、必要に応じて実際の事例および実務上の取扱いなどにも言及しながら検討していく。 具体的には、国際取引の際にどのような法が用いられているか、国際取引から生じた紛争がどのように解決されるか、国際取引の実務はどのようなものか等について検討する。 この講義を受講するには国際私法、債権各論、民事訴訟法などの基礎知識が必要であるが、これらについては受講生の理解をみながら適宜補足説明する。 担当者が出席をとることはありませんし、成績評価の際に出席状況を参考にすることも一切ありません。 |
学習の到達目標 | この講義の主たる目標は、国際取引に適用される法の基本的枠組みを理解することにある。 |
授業計画 | 第1回 | 国際取引の意義-国際取引の現状、種類、特色 |
第2回 | 国際取引の当事者 | |
第3回 | 国際契約総論-国際契約の成立と効力 | |
第4回 | 国際売買(1)-総論 | |
第5回 | 国際売買(2)-法源 | |
第6回 | 国際売買(3)-CISG | |
第7回 | 国際運送、国際保険、国際支払 | |
第8回 | 国際取引と知的財産(1)-技術移転、ライセンス契約 | |
第9回 | 国際取引と知的財産(2)-並行輸入その他 | |
第10回 | 国際取引紛争解決(1)-国際裁判管轄 | |
第11回 | 国際取引紛争解決(2)-外国判決の承認執行 | |
第12回 | 国際取引紛争解決(3)-国際仲裁 | |
第13回 | 国際取引法事例研究 | |
第14回 | 国際取引法の現代的問題 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 授業で取り上げた事柄について、議論の争点(対立点)などを整理しておくこと。 |
履修上の注意事項 | 遅刻・私語をしないこと。講義では国際取引法独特の用語法・概念が多用されるので、平素からの学習を心がけてほしい。 【この科目は、グローバルコース対象科目(2014年度以降生)にもなっています。※ただし、一部の学部・学科では配当されていない場合があります。】 |
成績評価の方法・基準 | 定期試験(100点)による。 |
テキスト | 指定しない。授業前にレジュメを配布する。 |
参考文献 | 佐野寛『国際取引法(第4版)』(有斐閣、2014年)修大生協 |
主な関連科目 | 国際私法、民事訴訟法、国際法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時または第2研究棟にて対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(国際関係法) | - | 2007~2010 | 2・3・4 |
法学部法律学科(国際関係法) | - | 2012~2016 | 2・3・4 |
法学部法律学科(国際関係法) | FLLA20703 | 2017~2017 | 2・3・4 |
法学部法律学科(国際関係法) | FLLA20302 | 2018~2019 | 2・3・4 |
法学部国際政治学科(C群) | - | 2011~2016 | 3・4 |
法学部国際政治学科(C群) | FLIP30302 | 2017~2017 | 3・4 |