授業コード 30017004 クラス 04
科目名 卒業研究 単位数 2
担当者 船津 靖 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際政治・報道 Global Politics and Journalism
授業の概要  授業題目に関連するテーマを中心に調査・研究、論文の構成・執筆指導をする。テーマ選択には学生の関心を尊重するが、教員と相談して決める。学術的な論文のほか、確立された手続き・形式を踏まえたものならルポルタージュなどジャーナリズムの作品も対象とする。事実関係の確認、論文の構成、参照文献、正確で的確な表現法を指導する。
 教員の守備範囲についてはBゼミはじめシラバスを参照のこと。ユダヤ・キリスト教の文化的伝統や安全保障、利害関係に基づくアメリカ・イスラエルの「特別関係」が専門。米イスラエルのほかモスクワ、ロンドンに特派員として駐在し中央アジア、中東諸国、西欧でも取材した関係からこれらの地域やジャーナリズムに関するものでもよい。宗教と政治、核・サイバー兵器、政治理論なども歓迎する。
 研究論文作成は一般に次のような手順を踏む
1、具体的な事例を伴うテーマを教員の指導を受けながら選ぶ
1、先行研究、専門知識、方法論を学ぶための基本書や論文を選ぶ
1、先行研究の検証と独自研究の素材探索のため、資料を広く渉猟する
1、全体の構成を練る。「はじめに」の草稿を書く
1、各章・節の資料選択と執筆をしながら、構成を修正・改善する
1、教員の指導を受けながら推敲と徹底的な事実確認を繰り返す
1、「おわりに」を書く
学習の到達目標  先行する業績を一定踏まえ背景知識を得たた上で着手し、推敲を重ね、破綻のない論文・作品を書き上げられるようになる。英語の記事・論文・資料を活用できるようになる。
授業計画 第1回 ①対象と形式、字数の選択(1)
第2回 ②対象と形式、字数の選択(2)
第3回 ③構成と調査手法(1)
第4回 ④構成と調査手法(2)
第5回 ⑤調査・執筆指導(1)
第6回 ⑥調査・執筆指導(2)
第7回 ⑦調査・執筆指導(3)
第8回 ⑧中間まとめ
第9回 ⑨論文草稿の脱稿
第10回 ⑩論文草稿の発表
第11回 ⑪論文草稿の添削
第12回 ⑫論文草稿の推敲
第13回 ⑬再構成、追加資料の検討
第14回 ⑭論文執筆
第15回 ⑮事実確認と校閲
授業外学習の課題  調査や執筆を授業外で着実に進めること。
履修上の注意事項  演習BⅡを履修すること。知的好奇心、向上心を持ち続けること。教員や他者の批評・批判に耳を傾け、満足できる水準に達するまで繰り返し事実の確認、文章の点検と推敲を重ねること。国際政治の勉強・研究に英語は不可欠。英語の勉強に相当の時間を充てること。
成績評価の方法・基準  論文作成のプロセス=2割、論文内容=8割で評価する。
テキスト  学生の関心に応じ、指定する。
参考文献  国際政治全般については高坂正尭『国際政治』(中公新書)、ジョセフ・S・ナイ・ジュニア『国際紛争 理論と歴史(原著第10版)』など。学生の必要に応じて提示する
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
 進路を含めいつでも受け付ける。メールは funatsu@shudo-u.ac.jp まで。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部国際政治学科(B群) 2011~2016 4