授業コード 30004600 クラス
科目名 中国研究Ⅱ 単位数 2
担当者 王 偉彬 履修期 第3学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 現代中国を読む
授業の概要  中国について、経済成長や富裕層の拡大等の報道があれば、一党独裁や政治的腐敗及び環境汚染等の記事もある。最近、米中貿易戦争も展開され、世界の注目を浴びている。
 また、21世紀は中国の世紀になるだろうという議論があれば、中国はそろそろ崩壊するだろうといういい方もある。中国には様々な問題があり、様々「顔」がある。「中国像」をどう捉えてよいか。
 中国を理解するため、多角的な視点から見る必要がある。中国研究Ⅰでは、中華人民共和国建国後の歩みをたどりながら、毛沢東時代と改革開放時代に分けて中国の諸事情を解説する。
学習の到達目標 多角的視点から中国を見ることができるようになる。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 毛沢東と中華人民共和国の建国
第3回 毛沢東時代の政治運動
第4回 文化大革命
第5回 鄧小平と改革開放
第6回 改革開放の段階と内容
第7回 「特色のある中国式の社会主義」:社会主義市場経済
第8回 「世界工場」の諸相
第9回 改革開放の功績と陰の諸問題
第10回 中国の政治と行政:特徴と問題
第11回 民主化問題
第12回 中国の教育:「受験教育」と「エリート教育」
第13回 対外経済関係と「一帯一路」
第14回 米中貿易戦争
第15回 まとめ 現代中国をどう見るか

(授業の進度や受講生の理解度により変更する場合がある)
授業外学習の課題 教材及び配布資料の予習と復習。
履修上の注意事項 「中国研究Ⅰ」と「総合教養講義a(中国の歴史と社会)」の履修が望ましい。

【この科目は、グローバルコース対象科目(2014年度以降生)にもなっています。※ただし、一部の学部・学科では配当されていない場合があります。】
成績評価の方法・基準 ①中間レポート・リアクション・ペーパー     30%
②期末試験                   50%
③平常点(授業への取り組み等)         20%
テキスト ①中園和仁編『中国がつくる国際秩序』(ミネルヴァ書房、2013年5月)(部分利用)
②配付資料
参考文献 教室で紹介する。
主な関連科目 中国研究Ⅰ
総合教養講義a(中国の歴史と社会)
平和学・地域研究演習AⅠ・Ⅱ / 平和学・地域研究演習BⅠ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①授業終了前に設けた「質問の時間」に質問を受け付けます。
②相談は授業終了時に受け付けます。時間のかかる相談はメール(wangwb@shudo-u.ac.jp)で連絡してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部国際政治学科(D群) 2011~2016 2・3・4
法学部国際政治学科(D群) FLIP20405 2017~2017 2・3・4