授業コード | 20097501 | クラス | 01 |
科目名 | アドバンスト心理学講義A(障がい者(児)心理学) | 単位数 | 2 |
担当者 | 蓑﨑 浩史 | 履修期 | 第2学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 障害者・障害児心理学(Psychology for Adults & Children with Disabilities) |
授業の概要 | 本講義では、さまざまな障がいの具体的な特徴、心理的側面のアセスメントや心理学的支援に関する具体的な方法論について学ぶ。また、一次的な障がいに伴って生じやすい二次的な心理的問題を理解し、本人への適切な支援のあり方についての理解を深めていく。さらに、障がい受容のプロセスについて理解し、家族への支援の重要性についても理解を深める。 なお、担当教員の実務経験として、児童発達支援センター(旧知的障害児通園施設)、認定子ども園、市町村保健センター等において、利用者に対する心理的アセスメントや心理学的援助に携わった経験についても、授業の中で紹介する。 |
学習の到達目標 | 身体障がい、知的障がい、発達障がい、精神障がいの特徴をそれぞれ説明することができること、また、各障がいにおける心理アセスメントと心理学的支援について説明できることを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:障害者・障害児心理学とは |
第2回 | 身体障がいの特徴1:視覚障害、聴覚障害、音声言語障害 | |
第3回 | 身体障がいの特徴2:肢体不自由、遺伝性疾患 | |
第4回 | 身体障がいの心理アセスメントと心理学的支援 | |
第5回 | 知的障がいの特徴 | |
第6回 | 知的障がいの心理アセスメントと心理学的支援 | |
第7回 | 発達障がいの特徴1:自閉症スペクトラム障害 | |
第8回 | 発達障がいの特徴2:注意欠如多動性障害 | |
第9回 | 発達障がいの特徴3:限局性学習障害 | |
第10回 | 発達障がいの心理アセスメントと支援 | |
第11回 | 精神障がいの特徴1:定義と分類、心理学的メカニズム | |
第12回 | 精神障がいの特徴2:精神病性障害 | |
第13回 | 精神障がいの特徴3:不安障害、抑うつ障害、その他の障害 | |
第14回 | 精神障がいのアセスメントと心理学的支援 | |
第15回 | 障がい受容過程、二次障がい、家族支援 |
授業外学習の課題 | <授業外学習に要する目安時間:全体で60時間程度> ・配布プリントに基づいて毎回授業の復習を行うこと。 ・レポート及び試験を課すので、授業内で学んだことについて、自分なりの考察をまとめておくこと。 ・授業内で解消されなかった疑問点等については自分なりにも調べておくことが望ましい。 ・授業内で紹介した文献は図書館等で確認することが望ましい。 |
履修上の注意事項 | 知識的な理解だけでなく、できる限りロールプレイやグループディスカッションを取り入れて、体験的な理解や多様な視点の獲得を目指すため、自分の意見を話すなど、積極的に授業に参加することが必要となる。 |
成績評価の方法・基準 | 中間レポート(20%)、期末試験(40%)、リアクション・ペーパーの内容(25%)、授業への参加態度(15%) |
テキスト | 資料を配布する。 |
参考文献 | 佐々木和義(監修)『認知行動療法を生かした発達障害児・者への支援』(ジアース教育新社) その他、授業中に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 福祉心理学、心理的アセスメント、神経・生理心理学、人体の構造と機能及び疾病、発達臨床心理学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は講義中に積極的に行うこと。また、リアクション・ペーパーに書かれた質問には、可能な限り次回の講義の冒頭で回答する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(他専攻科目) | - | 2011~2015 | 1・2・3・4 |