授業コード | 20096700 | クラス | |
科目名 | 教育相談 | 単位数 | 2 |
担当者 | 吉本 美穂 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 教育相談 Educational Counseling |
授業の概要 | 教員を目指すうえで必要な教育相談全般について,次の3点を中心とする基礎的な知識とそれを基盤とする教育相談としてのかかわりのセンスを習得することを目指します。 ①教育相談の意義 ②カウンセリングの理論と技法の習得 ③教育相談における諸問題 【実務経験内容:児童養護施設で心理療法士として被虐待児の心理療法等の福祉臨床,国立病院機構小児科で心理療法士として心理療法等の病院臨床】 |
学習の到達目標 | 発達段階に応じて子どもを理解するための基礎的な知識とそれに基づく対応の視点を培い,教育相談としてのかかわりをイメージできるようになることを目標とします。 |
授業計画 | 第1回 | 教育相談の意義 |
第2回 | 心の発達的視点 | |
第3回 | 心と発達課題 | |
第4回 | 家族と教師との関係 | |
第5回 | 学校内資源,他の専門家と教師との関係 | |
第6回 | 心理アセスメント① 心理アセスメント技法 | |
第7回 | 心理アセスメント② 心理アセスメント技法と実習 | |
第8回 | カウンセリング① カウンセリング理論 | |
第9回 | カウンセリング② カウンセリング理論とロールプレイ | |
第10回 | 教育相談の諸問題① 発達障がい(自閉スペクトラム症) | |
第11回 | 教育相談の諸問題② 発達障がい(ADHD,LD) | |
第12回 | 教育相談の諸問題③ 心因性身体機能障がい,行動障がい | |
第13回 | 教育相談の諸問題④ いじめ | |
第14回 | 教育相談の諸問題⑤ 子ども虐待 | |
第15回 | 教育相談の諸問題⑥ 不登校 |
授業外学習の課題 | 授業で学んだ知識をどのように活用することで,よりよい教育相談としてのかかわりができるかを考えてください。 授業外学習に要する目安の時間:毎回の授業で授業計画に示した内容についての予習(2時間),授業後のノートの整理などの復習(2時間) |
履修上の注意事項 | 私語は他の履修者の迷惑になるので謹んでください。 出席はICカードにより出席確認を行います。 |
成績評価の方法・基準 | 試験(60%),小テスト(30%),課題の内容(10%)を目安に総合的に評価します。 不定期に小テスト・課題(授業内容への感想や意見・要望など)の提出をしてもらうことがあります。 |
テキスト | 使用しません。 |
参考文献 | 授業内で適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 臨床心理学概論,発達心理学,児童福祉論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に適宜質問の時間を設けます。課題に記入された質問については,次回以降の授業で回答します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | - | 2016~2016 | 2・3・4 |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | FHED24305 | 2017~2019 | 2・3・4 |