授業コード 20090100 クラス
科目名 英米の文化・文学ゼミナールD(中編ファンタジー小説) 単位数 2
担当者 石井 善洋 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 英文講読、英作文演習、研究発表 Seminar II
授業の概要 この演習の目標・課題はつぎの三つである。
 一つは、できるだけ多くの短編を原文で読んでもらうこと。テキストは現代女性作家の fantasy を集めた Modern Fantasy By Women を使用する。受講生は毎回 予習として全体の単語リストを作り、指定されたページを和訳してくること。授業では担当者が和訳を口頭で発表し、他の受講生からの質問に答えるという形で進む。 
 二つめは、上記の短編について英語であらすじと感想を書く。文学を味読し、語彙をふやすと同時に、そこからいろいろな表現をぬすんで自分のものにしてほしい。英語を書くことに抵抗をなくし、習慣づけてもらうのがこのゼミの目標である。
 三つめは、エミリー・ブロンテ作『嵐が丘』の読書・研究発表。イギリスを代表する小説を通して、イギリスの歴史、社会、文化を知る手掛かりとしたい。
学習の到達目標 1. 原文で小説を読むことができるようになる。
2. 明解な英語を書くことができるようになる。
3. 自主的に研究・調査ができるようになる。
4. 効果的にプレゼンテーションができるようになる。
授業計画 第1回 Introduction (授業方法、研究発表について)
第2回 The Wife's Story (1) p.33-4
英語の書き方(1)
第3回 The Wife's Story (2) p.35-6
英語の書き方(2)
第4回 The Wife's Story (3) p.37-8
英語の書き方(3)
第5回 Anything Box (1) p.76
英語の書き方(4)
第6回 Anything Box (2) p.77
英語の書き方(5)
第7回 Anything Box (3) p.78
英語の書き方(6)
第8回 Anything Box (4) p.79
英語の書き方(7)
第9回 研究発表 (1) (グループ1と 2)
第10回 研究発表 (2) (グループ3と 4)
第11回 Anything Box (5) p.80-2
第12回 Anything Box (6) p.83-5
第13回 Anything Box (7) p.86-7
第14回 Anything Box (8) p.88-9
第15回 全体のまとめ、英語の書き方と演習
授業外学習の課題 毎時間の予習(英文読解に2時間程度。英語の書き方に1時間程度)
研究発表(作品に未読に10日はかけてほしい)
夏休み中に調査し決定したテーマを、研究発表までに掘り下げておくこと。
履修上の注意事項 いかなる理由があっても欠席は4回までとする。
(病気、交通機関の乱れ、冠婚葬祭等、一切の事情を含める。)
遅刻2回で欠席1回と見なす。
20分以上の遅刻は欠席として扱う。

成績評価の方法・基準 積極性30%、発表30%、レポート40%を目安に総合的に判断する。
欠席は減点対象とする。
テキスト プリント
参考文献 エミリー・ブロンテ 『嵐が丘』上下 岩波文庫
主な関連科目 「翻訳入門」を必ず受講しておくこと。「翻訳研究 II(文芸翻訳) 」(ただしこの科目は「翻訳入門」の単位未修得の者は受講不可)、英米の言語文化等、文学関連の科目も積極的に受講されたい。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の終わりに質問・相談を受け付ける。とくに時間を必要とするときは個別に日時を協議する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(英米の文化・文学) FHEN30212 2017~2019 3・4