授業コード 20083500 クラス
科目名 感情社会学演習(模倣と変身) 単位数 2
担当者 田中 慶子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 「模倣と変身」と感情
授業の概要 現代社会では就職活動や労働の場面など様々な状況に応じて適切な自己表出が必要とされ、「模倣」を通じて「変身する/させられる」ことがある。一要因として、他者から付与されるイメージ・評価から逃れることから困難であることが挙げられる。
本演習では、模倣と変身というテーマを通じて、社会的状況に伴って行う人々の模倣と変身の場面を分析し、当事者ならびに他者の相互行為によって生じる感情(望ましい/望ましくない、羨望/嫉妬など)と人間関係へ及ぼす影響について考察する。
学習の到達目標 現代社会における人々の「模倣と変身」とそれに伴う感情ならびに人間関係への影響についての関係性を社会学的視角から分析できるようになる。
授業計画 第1回 イントロダクション「演習の進め方について」
第2回 模倣とは何か
第3回 変身とは何か
第4回 自己呈示とは──洋服を事例に
第5回 自己呈示とは──化粧を事例に
第6回 感情と模倣
第7回 感情と変身
第8回 感情と知識
第9回 個別報告:文献、テーマ設定
第10回 個別報告:模倣と自己呈示
第11回 個別報告;変身と自己呈示
第12回 個別報告:感情と自己呈示
第13回 個別報告:コミュニケーションと自己呈示
第14回 ディスカッション:変身と模倣
第15回 まとめ
授業外学習の課題 報告者は事前に指示された文献を読み、また課題に取り組み、毎回レジュメを作成して準備しておくこと。
また履修者全員、提示されたテーマの議論に参加するための準備をしておくこと
履修上の注意事項 本演習は参加者の報告が中心となるため、他の履修生の迷惑にならないよう、遅刻や欠席に十分注意すること。
また、次回の報告者を授業内に決めるため、欠席しないように心がけること。欠席する場合は、必ず事前に欠席の連絡をすること。
報告者は指示された文献のレジュメを作成して発表するため、文献講読の際には他の履修者も報告を理解するために必ず指示された文献箇所を読んでくること。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(報告、レジュメ、議論への参加など)50%と期末レポート50%を総合的に評価する。
テキスト 適宜指示する
参考文献 田中慶子・中根光敏『社会学する原動力』松籟社
田中慶子『どんなムチャぶりにも、いつも笑顔で?!』松籟社 など
主な関連科目 感情社会学演習、感情社会学、感情労働論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義内にて質問・相談を受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) FHHS34267 2017~2019 2・3・4