授業コード 20079400 クラス
科目名 比較社会学Ⅱ 単位数 2
担当者 吉田 舞 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 都市底辺層の比較社会学(Comparative Sociology of Urban Bottom)
授業の概要 講義では、都市底辺を生きる人々の生活を通じて、グローバル化における都市の変容を分析し、議論します。後期は、日本の身近な事例をテーマに扱う。おもに、エスニシティと労働に焦点をあて、比較社会学の理論や方法と結び付けながら説明する。また、講義では、DVDなどの視聴覚教材のほかに、新聞を利用したグループワークを予定しており、受講者の積極的な参加が期待される。
学習の到達目標 グローバル化と現代社会の関わりについて、その複雑性を理解すること。また、私たちの生活に及ぼす影響について理解を深めること。単純試行からの脱却が望まれる。
授業計画 第1回 オリエンテーション:比較社会学とは、評価方法の説明

※授業の詳細は、オリエンテーションで説明するため、受講者は必ず受講すること。
第2回 グローバル化と日本
第3回 まわし読み新聞:メディアから考える現代社会
第4回 都市と孤独死
第5回 高齢化と「生産力」
第6回 『恋するトマト』にみる農村問題
第7回 日本における外国人受け入れの歴史
第8回 日本で働く:外国人労働者受け入れ論争
第9回 日本で働く:高度専門職・外国人留学生の労働と生活
第10回 日本で働く:技能実習生
第11回 日本で働く:日系人
第12回 グローバル化と家族の変容:国際結婚と子どもたち
第13回 日本で生きる:ハーフ・ダブルの言説
第14回 移動の国際移動とジェンダー:ケア・ワーク
第15回 まとめ:ワークショップ
授業外学習の課題 各種メディアを通じて提供される国内外の時事問題に関する情報に関心を向け、その概要を把握すること。
履修上の注意事項 (1) レポートにおけるコピペ、出席数の不正が発覚した場合、成績を不可とする。
(2) 私語厳禁。他の受講生に迷惑となる行為を行った場合は、成績を不可とする場合がある。
(3) 欠席は5回以上で成績不可とする(就職活動や冠婚葬祭、病欠、公式試合も欠席とする)
(4) 講義は、履修者の関心及び理解度をふまえ、シラバスを変更して行う場合がある。

【この科目は、グローバルコース対象科目(2017~2019年度生)にもなっています。※ただし、一部の学部・学科では配当されていない場合があります。】
成績評価の方法・基準 小テスト・期末レポート80%、平常点20%で評価する。
平常点の一環として授業期間中に複数回小テストを課す。
テキスト 特に使用しません。ただし、授業中に資料を配布する場合がある。
参考文献 下地ローレンス吉孝,2018,「混血」と「日本人」ハーフ・ダブル・ミックスの社会史,青土社.
宮島喬ほか,2015『国際社会学』有斐閣.
主な関連科目 国際地域論A、比較社会学I
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義終了後、またはコメントシートにて質問を受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23211 2017~2019 2・3・4