授業コード | 20068300 | クラス | |
科目名 | 教育学特論Ⅶ(レクリエーション) | 単位数 | 1 |
担当者 | 森河 亮 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | レクリエーション活動の理論と実践 |
授業の概要 | 学校教育現場では、4月の学級開き、キャンプ実習などの野外活動やクラス活動などの場面でレクリエーション活動が行われていると思います。その多くは「明るく楽しい雰囲気づくり」「盛り上がるため」「気分転換」などが目的とされています。しかし、同じレクリエーション活動でも手法を変えれば、児童たちに「コミュニケーション」「協力」「リーダーシップ」「多様性」などについて考えさせ、学ばせることができます。 この科目では、単に「楽しむだけ」のレクリエーション活動ではなく、「楽しくて学びがある」レクリエーション活動について学びます。 なるべく多くの種類のレクリエーション活動を紹介するとともに、それに関する留意事項についても学習します。受講生の皆さんは、実際に自身の体を動かしてレクリエーション活動を行いながら学びます。 この科目で扱うレクリエーション活動は、プロジェクト アドベンチャーの手法に基づく体験学習法をもとに進めていきます。この手法は、全国各地の青少年教育施設や学校教育施設で用いられており、将来、教員を目指している学生にとっては、非常に参考になると思います。 |
学習の到達目標 | 本科目で扱うレクリエーション活動に関する基礎的知識が理解できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 以下の計画に基づいて授業を行いますが、履修者の人数や学習状況などによって変更する場合があります。 オリエンテーション ・授業の目的、評価方法などについてのガイダンス ・この授業の学習を深めるための自身の目標を決めよう |
第2回 | アイスブレイキング① ・お互いの名前を覚える ・知り合うための活動 |
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第3回 | アイスブレイキング② ・お互いにとって居心地のよい空間を築こう ・アイスブレイキングの留意事項 |
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第4回 | 一歩前に踏み出すための活動 ・自分の殻を少し破ってみよう ・ちょっとしたリスクにも関わってみよう |
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第5回 | コミュニケーション ・コミュニケーションを図るためには何が必要か考えよう |
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第6回 | 課題解決活動① ・合意形成について考えよう |
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第7回 | 課題解決活動② ・お互いの特性を知り、役割分担について考えよう |
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第8回 | 課題解決活動③ ・より良い課題解決の方略を、グループで考えよう |
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第9回 | 課題解決活動④ ・失敗から学ぼう |
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第10回 | 課題解決活動⑤ ・リーダーシップについて考えよう |
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第11回 | ふりかえり ・課題解決活動①~⑤をふりかえり、気づきや学びを確認し、それをグループで共有しよう |
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第12回 | 信頼関係を構築するための活動① ・自身の身の安全を他者に委ねてみよう ・他者の身の安全を自分が守ってみよう |
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第13回 | 信頼関係を構築するための活動② ・お互いに信頼関係を構築するためには何が必要かを考えよう ・他者を信頼して、自分自身に挑戦してみよう |
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第14回 | 体験学習法に関する理論① ・体験学習サイクルとは ・チャレンジ・バイ・チョイスとは ・フルバリューコントラクトとは |
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第15回 | 体験学習法に関する理論② ・活動の種類と留意事項 ・グループ、児童を観察する視点 |
授業外学習の課題 | 毎週、学習内容を記載するためのプリントを配布します。それに、行ったレクリエーション活動・そのやり方・留意事項、活動を通しての気づきや学び、などを記載してください。これをレポートとして提出してもらいます。 |
履修上の注意事項 | ガイダンスや理論などは教室で行いますが、レクリエーション活動は体育館の空いているフロアで行います。その際は、運動できる服装と体育館シューズが必要になりますので準備しておいてください。 |
成績評価の方法・基準 | 授業における課題遂行状況(70%) 学習内容に関するレポート(30%) |
テキスト | 使用しません。 |
参考文献 | ①プロジェクトアドベンチャージャパン著「グループのちからを生かす プロジェクトアドベンチャー入門 成長を支えるグループづくり」みくに出版 2005 ②二宮 孝著 「今こそ学校にアドベンチャー教育を「心の教育」実践プログラム」 学事出版 2003 ③高久 啓吾著 「楽しみながら信頼関係を築くゲーム集」 学事出版 2004 ④プロジェクトアドベンチャージャパン著「クラスの人間関係がぐ~んとよくなる楽しい活動集」学事出版 2005 ⑤諸澄 敏之著 「みんなのPA系ゲーム243」 杏林書院 2005 |
主な関連科目 | 健康スポーツ実習(Shudo AP) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は、授業中・授業後に随時受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27219 | 2017~2019 | 2・3・4 |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | - | 2016~2016 | 2・3・4 |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | FHED23105 | 2017~2019 | 2・3・4 |