授業コード 20068100 クラス
科目名 教育学特論Ⅴ(野外活動指導法) 単位数 2
担当者 松崎 雅広 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 教育学特論Ⅴ
授業の概要  自然は予期しない驚き、感動を与えてくれます。子どもたちにとってはなおさらで、自然の中で遊ぶことによって、驚きや、楽しさ、不思議さを感じ、そこから新たな興味や、探求心、冒険心が呼び起こされます。それはやがて発見の喜びや、生活の知恵、生きる原動力等になっていきます。子どもたちと自然の触れ合いによるそのような教育効果を高めるためには、保育者自らが多くの経験や知識を持ち、ともに感動しながら子どもたちの活動を援助できる力を持っている必要があります。この講義では実際に野外で活動を行うことによって、自然への接し方や自然の成り立ちを学び、その中での遊び方を経験して、子どもたちを指導する能力を高めてもらいます。その中で本学の教育方針「社会につながる力の強化」も目指します。
学習の到達目標  自然の美しさ、楽しさなどに感動すると同時に自然の成り立ち、変化などを理解し、その中での行動の技術、不測の事態への対応のしかたなどを学ぶことを目指します。また、演習の中で企画のしかた、共同作業の進め方、引率・誘導の方法なども学びます。さらに、暑さや雨などの困難にも耐える技術や精神力を身につけることも目標のひとつです。
授業計画 第1回 授業を開始するにあたって
第2回 日本の自然(地誌、気候、生物分布)
第3回 自然と子ども(子どもの発達の特長、成長と自然環境、自然の中での遊び)
第4回 野外活動の準備
第5回 資料収集、現地調査
第6回 計画立案、スケジュール作成
第7回 野外活動の実施(集中)(校外実習の計画立案について)
第8回 野外活動の実施(集中)(校外実習の安全について)
第9回 野外活動の実施(集中)(校外実習の振り返り等について)
第10回 安全管理(健康、救急、事故、連絡、訓練)
第11回 行事、活動
第12回 天候判断、集合、健康チェック、移動
第13回 撤収
第14回 活動報告
第15回 振り返り、報告書作成
授業外学習の課題 授業の進行に伴って、必要な場合には課題を与えることがある。
事前学習の時間は約30分程度を予想している。
履修上の注意事項 1泊2日での野外活動を企画、立案、実施し、その間に知識や技術を向上させます(活動に必要な宿泊費や交通費は自己負担です)。
宮島の彌山に登り、原生林を観察します。
参加人数により実習場所を変更する場合があります。
1回でも連絡なく休んだ場合は単位を認めません。 
欠課連絡を行った場合でも2回休むと単位は認めません。
天候等により内容が変更になる場合があります。
成績評価の方法・基準 実践力の評価(30%)、レポートの評価(30%)、体験発表(20%)、討論の内容(20%)を総合して評価します。
テキスト プリントを配布します。
参考文献 必要に応じて紹介する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
野外活動中はその場で受け付ける。それ以外は、研究室およびメールにて受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) FHHS27216 2017~2019 2・3・4
人文学部人間関係学科教育学専攻(自専攻科目) 2011~2015 2・3・4
人文学部教育学科(専攻科目B群) 2016~2016 2・3・4
人文学部教育学科(専攻科目B群) FHED23103 2017~2019 2・3・4