授業コード | 20067300 | クラス | |
科目名 | 特別支援教育概論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 堀田 哲一郎 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 障がい児教育・福祉のあゆみと特別支援教育の課題 History of education and welfare for disabled children and issues of special needs education |
授業の概要 | 国内外における障がい児教育の歴史的変遷と最近の動向、特別支援教育が求められてきた背景と制度の概要や課題について概説した後、統合教育をめぐる様々な論点について考察する。 |
学習の到達目標 | 1.障害児が歴史的に人権を侵害されてきた経過を理解することができる。 2.日本の制度整備に当たり、欧米からの影響が大きいことを理解することができる。 3.「特別支援教育」の成立の背景と課題について理解することができる。 |
授業計画 | 第1回 | 障がい者観の変化と前史 |
第2回 | 障がい者の根絶論批判 | |
第3回 | 欧米における障がい児教育の歴史的成立(1) 聴覚障がい・視覚障がい | |
第4回 | 欧米における障がい児教育の歴史的成立(2) 知的障がい・肢体不自由 | |
第5回 | 日本における障がい児教育の成立と展開(1) 障がい者問題の成立 | |
第6回 | 日本における障がい児教育の成立と展開(2) 視覚障がい・聴覚障がい | |
第7回 | 日本における障がい児教育の導入と展開(3) 就学猶予免除規定 | |
第8回 | 日本における障がい児教育の成立と展開(4) 肢体不自由・病弱・知的障がい | |
第9回 | 日本における障がい児教育の成立と展開(5) 戦争と障がい者 | |
第10回 | 日本における障がい児教育の成立と展開(6) 戦後教育の基本構造 | |
第11回 | 新しい「特別支援教育」の理念・思想・制度への転換と課題(1) 特別支援教育制度転換への提言 | |
第12回 | 新しい「特別支援教育」の理念・思想・制度への転換と課題(2) 特別支援教育制度の課題 | |
第13回 | 統合教育への国際的動向 | |
第14回 | 障がい児統合教育をめぐる様々な立場とそれぞれに対する批判 | |
第15回 | 中央教育審議会委員会報告の検討 |
授業外学習の課題 | インターネット等で下調べをしておくこと。 |
履修上の注意事項 | 遅刻・欠席は減点対象とする。 |
成績評価の方法・基準 | レポートの完成度。 |
テキスト | 指定しない。 |
参考文献 | 堀正嗣『障害児教育のパラダイム転換』明石書店, 石部元雄他編『障害学入門』福村出版, 梅根悟監修『世界教育史大系33 障害児教育史』講談社, ベール・エリクソン『聾の人びとの歴史』明石書店, 津曲裕次編『写真・絵画集成日本の障害児教育』全3巻日本図書センター, 山本おさむ『わが指のオーケストラ』秋田書店, 堀正嗣監訳『ディスアビリティ現象の教育学』現代書館 |
主な関連科目 | 重複・発達障害概論, 特別支援教育課程論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
Eメール(horitate@gmail.com)にて対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部教育学科(専攻科目A群) | - | 2016~2016 | 2・3・4 |
人文学部教育学科(専攻科目A群) | FHED22110 | 2017~2019 | 2・3・4 |