授業コード | 20065100 | クラス | |
科目名 | 人文学部特別演習(崩し字解読・漢字) | 単位数 | 2 |
担当者 | 腮尾 尚子 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 古文書の崩し字(漢字)の解読 |
授業の概要 | ①この授業では、古文書などに記された、漢字の崩し字を解読するトレーニングを行う。 ②OHCを用いて、スクリーンに崩し字を拡大映写し、その線の分析の仕方を詳しく解説する。 各自、スクリーンを見ながら解説を聞き、辞書を引きながら古文書を解読したり、「作業シート」に答を記入したりする。 ③古文書の解読内容については「期末試験」で、また、「作業シート」内容については「小テスト」で、それぞれ習熟度を確認する。 ④「小テスト」は、全10回。授業の最初の数分間を使って実施する。 下記の「授業計画」に示した「小テスト」実施時期は、履修者人数などの条件により、1・2週程度、前後にずれる可能性がある。 ⑤初回授業時に、「授業上の決まり」を詳しく記したプリント(A3×1枚)を配布するので、よく読んで理解する事。 ⑥毎回の授業の最後に、出席カードに「本日の発見」(ミニレポート)を記したものを提出させる。 |
学習の到達目標 | 授業という集団活動の意義を根本的に見つめ直し、1回1回の授業に真摯に取り組むことを通して、人としての基本的マナー・社会性を身に付けることを、最終目標とする。 (授業を通して、「遅刻しない」「話をしっかり聞きメモをとる」などの習慣を完全に身につけておけば、就職活動が始まってからあわてたりしなくてすむはず。) (注意)初回の授業ガイダンスを受けることは必須。 「単位の実質化」のための第一歩として、まずは、15回の授業全てに出席することを目指してほしい。 |
授業計画 | 第1回 | 授業ガイダンス・授業全体のテーマの説明 「授業上の決まり」(A3×1枚)のプリントを配布。 |
第2回 | 辞書の引き方 | |
第3回 | 数字の解読 | |
第4回 | 異体字について | |
第5回 | 代表的な部首の崩しについて、「第1回 小テスト」 | |
第6回 | 踊り字について、「第2回 小テスト」 | |
第7回 | 古文書の題名の解読、「第3回 小テスト」 | |
第8回 | 古文書の本文冒頭の解読、「第4回 小テスト」 | |
第9回 | 古文書の本文中盤の解読、「第5回 小テスト」 | |
第10回 | 古文書の本文終盤の解読、「第6回 小テスト」 | |
第11回 | 古文書の本文に含まれる漢文体、「第7回 小テスト」 | |
第12回 | 返り点の付け方、「第8回 小テスト」 | |
第13回 | 訓読漢文の書き方、「第9回 小テスト」 | |
第14回 | 書き下し文の書き方、「第10回 小テスト」 | |
第15回 | 試験ガイダンス・小テスト答案返却(10回分をまとめて返却)・授業全体のまとめ |
授業外学習の課題 | 授業の予習復習が必須。(最初は復習だけやればよい。慣れてきたら予習もやるようにする。) 1つ1つの崩し字の形を目にやきつけ、読み方を覚え、古文書の解読作業や「作業シート」記入作業や「小テスト」「期末試験」等に備える。 |
履修上の注意事項 | ①「定員20名」の少人数制科目。履修希望者は、Web抽選にエントリーする事。 ②初回の授業を欠席した場合、この科目を履修できない。初回授業に出て必ず授業ガイダンスを受ける事がこの科目の履修のための前提条件である。 ③4回以上欠席した場合は、単位を認定しない。 ④教育・介護実習等、大学の指示する実習日と授業がぶつかる場合は、必ず事前に届け出る事。 忌引・法定伝染病についても届け出る事。 その他の理由(風邪・怪我・法事・就職活動等)により欠席する場合は、「欠席1回」と数える。 ⑤授業中の途中入退室は原則として禁止。交通機関が遅れた場合は「遅延証」を提出。 ⑥授業中、他の学生の学習を妨害する迷惑行為(私語等)や、「授業上の決まり」に反する不正行為を行った者については、出欠席の回数・試験の得点に関係なく、単位を認定しない。 ⑦必要に応じて、座席指定を行う。 |
成績評価の方法・基準 | ①授業中の取り組み(「小テスト」・解読作業など)の状況と、「期末試験」(授業の中で解読した古文書の崩し字を参照物なしで解読する筆記試験)の得点とにより、総合的に評価する。 「期末試験」は、後期末試験期間中に実施する。 授業中の取り組み 40点 + 「期末試験」60点 = 100点 ②原則として、「小テスト」・「期末試験」の追試は実施しない。 |
テキスト | テキストとして、『毛筆版 くずし字解読辞典』(児玉幸多編、東京堂出版、3500円+税)を購入する事。 このほか、授業中に配布するプリントを、補助テキストとする。 |
参考文献 | 『くずし字解読辞典 机上版』(児玉幸多編、東京堂出版)は、ペン字版。 |
主な関連科目 | 「人文学部特別演習(崩し字解読・平仮名)」・日本文学・教養講義(江戸文学) 尚、旧カリの「教養ゼミナール(日本文学)」を既に履修済の場合は、この科目を履修できないので、注意する事。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
出席カードに「ミニレポート」を記す時に、質問を書いてもよい。但し、授業中に説明した内容について聞いていなかったのでもう一度説明してほしいという要求には応じられない。きりが無い。まずは授業に真剣に取り組むことが重要。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(人文学部総合科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) | FHHS20115 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(人文学部総合科目) | - | 2011~2015 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(人文学部総合科目) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(人文学部総合科目) | FHED10110 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(人文学部) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) | FHEN10016 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |