授業コード | 20061700 | クラス | |
科目名 | 現代社会論演習A(産業構造の転換と労働の変容) | 単位数 | 2 |
担当者 | 中根 光敏 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 産業構造の転換期における労働の変容 |
授業の概要 | 現代社会において、労働をめぐる問題はドラスティックな変化している。1990年代以降、終身雇用制・年功序列高賃金・企業別労働組合という日本型雇用慣行は衰退し、非正規労働者が労働者全体に占める比率は増大している。こうした労働の変質が生じた背景には、グローバリズムや新自由主義の台頭によって生じた現代社会における産業構造の劇的な転換がある。本演習では、現代社会における産業構造の転換と労働の変容を社会学的な視角で理解することを目指す。 |
学習の到達目標 | 現代社会における産業構造の転換と労働の変容を社会学的な視角から理解する |
授業計画 | 第1回 | 01)イントロダクション:演習の進め方と卒業研究に向けたスケジューリング |
第2回 | 02)論文の書き方 | |
第3回 | 03)〝社会学の歌〟を聴け | |
第4回 | 04)ファッションと感情労働の社会学 | |
第5回 | 05)消費主義を考える | |
第6回 | 06)労働問題の医療化 | |
第7回 | 07)消費される労働 | |
第8回 | 08)ポスト・フォーディズムの労働 | |
第9回 | 09)労働災害の現代的変容 | |
第10回 | 10)非物質的労働 | |
第11回 | 11)労働市場の現代的変容 | |
第12回 | 12)産業構造の現代的転換 | |
第13回 | 13)働くことをめぐる社会学的考察 | |
第14回 | 14)産業構造の現代的転換をどう捉えるか——総括討論① | |
第15回 | 15)労働の現代的変質をどう捉えるか?——総括討論② |
授業外学習の課題 | 受講生は指示された文献を読み、指示された課題に関して、毎回、レポート・レジュメを書く。 |
履修上の注意事項 | 毎回、指示された課題に関して、レポート・レジメを書いて、演習に望むこと。 |
成績評価の方法・基準 | 各演習におけるレポート・レジメ・報告、期末レポートを点数化(100点)し、総合的に評価する。 |
テキスト | 田中慶子・中根光敏『社会学する原動力』松籟社 |
参考文献 | 講義中、適宜指示する |
主な関連科目 | 現代社会論演習B |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業後、e-mailでも受け付ける 卒業研究のテーマ設定に関しては、別途、個別面談を行う |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) | FHHS34242 | 2017~2019 | 2・3・4 |