授業コード 20043306 クラス 06
科目名 応用社会学演習B(応用) 単位数 2
担当者 田中 慶子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 精神疾患の増加という社会問題
授業の概要 現代社会においては、老若男女問わず精神疾患に罹患する率が高まるとともに、様々な精神疾患が登場している。
本演習では、現代社会における精神疾患と人々の生活状況や社会状況との関連性を医療社会学の視点から捉え、精神疾患を生み出す社会の構造と解決策を考える。
学習の到達目標 現代社会における精神疾患と人々の生活ならびに社会状況との関連性を医療社会学の視点から分析し、精神疾患を生み出す社会の構造と解決策を考察できるようになる。
授業計画 第1回 イントロダクション「演習の進め方について」
第2回 医療社会学とは何か
第3回 現代社会における精神疾患
第4回 構築主義的アプローチとは何か
第5回 精神疾患の構成過程
第6回 精神疾患数および患者数の増加という社会問題
第7回 メンタルヘルス対策とは何か
第8回 医療社会学的視角を用いた「精神疾患」と現代社会の分析
第9回 個別報告:文献収集、テーマ設定
第10回 個別報告:目次の設定
第11回 個別報告:現代社会における精神疾患の構成について
第12回 個別報告:現代における医療化社会の問題性について
第13回 ディスカッション:現代社会における精神疾患問題への解決策とは
第14回 ディスカッション:現代社会における精神疾患問題への解決作再考
第15回 総括
授業外学習の課題 報告者は、事前に指示された文献やテーマを調べ、毎回必ずレジュメを作成して出席すること。
また、履修者全員、指示された文献やテーマに取り組み、議論のための準備をしておくこと。
履修上の注意事項 応用社会学演習Aを履修していることがのぞましい。
本演習は、参加者の報告・議論が中心(ディスカッション形式)となるため、他の履修生の迷惑にならないよう、遅刻や欠席に十分注意すること。
授業内で次回報告者を決めるため、欠席しないよう心がけること。欠席する場合は事前連絡すること。
指示された文献や課題に必ず取り組んで出席すること。
履修者は主体的に研究を進めること。
期末レポートを提出すること。

成績評価の方法・基準 授業への取り組み(報告、レジュメ、議論への参加)50%と期末レポート50%を総合的に(100点満点)評価する。
テキスト 適宜指示する。
参考文献 田中慶子・中根光敏『社会学する原動力』松籟社
主な関連科目 応用社会学演習A
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業内で、適宜対応する。
卒業研究などのテーマ設定に関する相談については、個別相談も行なう。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) FHHS34264 2017~2019 2・3・4