授業コード | 20043206 | クラス | 06 |
科目名 | 応用社会学演習A(応用) | 単位数 | 2 |
担当者 | 田中 慶子 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 現代社会におけるメンタルヘルス |
授業の概要 | 現代日本社会では、心の病・精神疾患の罹患者数が増加するとともに、様々な精神疾患が登場している状況にある。 本演習では、日本における心の病・精神疾患とメンタルヘルス対策の構成過程を社会学的視角から分析し、現代社会における精神医療問題(過労死、自殺全般含む)について理解することを目指す。 |
学習の到達目標 | 現代社会の心の病・精神疾患とメンタルヘルス対策の構成過程を社会学的視角から分析し、精神医療問題の枠組みについて理解する。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション「演習の進め方について」 |
第2回 | 日本における心の病・精神疾患とは | |
第3回 | 日本における過労死、過労自殺 | |
第4回 | 日本における精神疾患について | |
第5回 | 日本の自殺対策とは | |
第6回 | うつ病を中心としたメンタルヘルス対策について | |
第7回 | 社会学的分析方法としての構築主義的アプローチ | |
第8回 | 構築主義的視角から過労死、過労自殺の登場を捉える | |
第9回 | 構築主義的視角から心の病と精神疾患の構成を捉える | |
第10回 | 構築主義的視角からメンタルヘルス対策を捉える | |
第11回 | 構築主義的視角から労働政策を捉える | |
第12回 | 個別報告:現代社会における心の病という社会問題 | |
第13回 | 個別報告:現代社会における過労自殺という社会問題 | |
第14回 | 個別報告:現代社会における心の病と過労自殺への対策 | |
第15回 | 総括ディスカッション |
授業外学習の課題 | 報告者は、事前に指示された文献や課題に取り組む、毎回必ずレジュメを作成して出席すること。 また、履修者全員、提示されたテーマや文献について調べ、議論のための準備をしておくこと。 |
履修上の注意事項 | 本演習は、履修者の報告・議論が中心(ディスカッション形式)となるため、他の履修生の迷惑にならないよう、遅刻や欠席に十分注意すること。 また、授業内で次回報告者を決めるため、欠席しないように心がけること。欠席する場合は事前に連絡をすること。 指示された文献は、必ず読んで出席すること。 履修者は主体的に自身の研究を進めること。 期末レポートを提出すること。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(報告、レジュメ、議論への参加)50%と期末レポート50%を総合的に(100点満点)で評価する。 |
テキスト | 適宜指示する。 |
参考文献 | 田中慶子・中根光敏『社会学する原動力』松籟社 田中慶子『どんなムチャぶりにも、いつも笑顔で?!』松籟社 |
主な関連科目 | 応用社会学演習B、応用社会学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後、適宜対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) | FHHS34261 | 2017~2019 | 2・3・4 |