授業コード 20041200 クラス
科目名 英語研究Ⅲ 単位数 2
担当者 針持 和郎 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 日英対照統語論 (Contrastive Study of Japanese and English Syntax)
授業の概要 次のような点をめぐって,日本語と英語の文構造を比較・対照する。

文の基本要素:「動詞と助動詞」「名詞と代名詞」「格助詞と形容詞」,
文の補助的要素:「時制と相」「疑問詞と副詞,終助詞」「態と否定」,日英語の「単文の構造」「複文の構造」「関係節と関連構文」「日英後の構文のズレ」
学習の到達目標 (1) 日本語との比較対照によって英語の構文を正しく理解し,和訳に引きずられないリーディングができる。
(2) 日英両語の構文に関わる基本的な用語を正しく理解し,説明ができる。
授業計画 第1回 イントロダクション,参考文献一覧配布,図書館文献検索
第2回 「動詞と助動詞」
第3回 「名詞と代名詞」
第4回 「格助詞と形容詞」
第5回 中間的まとめと第1回小テスト
第6回 「時制と相」
第7回 「疑問詞と副詞,そして終助詞」
第8回 「態と否定」
第9回 中間的まとめと第2回小テスト
第10回 「単文レベルの構文」
第11回 「複文レベルの構文」
第12回 「関係節と関連構文」
第13回 「日英語構文のミスマッチ」
第14回 リーディング・ウィーク:振り返りと質問による掘り下げ
第15回 最終的まとめと第3回小テスト
授業外学習の課題 (1) テキストを読んで予習する。
(2) あらかじめ指定された言語学用語・概念をめぐり,配布された参考文献一覧に基づいた文献調査をして報告の準備をする。
履修上の注意事項 (1)「言語学入門」が既習であるか,同時履修中であることが望ましい。
(2) 事前にテキストを読み,指定された関連のある事項の文献調査が必要。
成績評価の方法・基準 小テスト50%,小テストの自己訂正20%,ミニッツペーパー15%,質問等による授業への貢献15%
テキスト 畠山雄二(編)(2016) 『徹底比較 日本語文法と英文法』,くろしお出版.
ISBN 978-4-87424-689-4 C3080
参考文献 参考文献は多数。参考文献一覧を配布する他,テキストにも多数挙げられている。
主な関連科目 「言語学入門」,「英語研究」,「英語の諸相 I~VI」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中に質問を受ける他,授業外でも随時メールで打ち合わせて質問・相談の時間を設ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部英語英文学科(英語学・英語教育学) FHEN30307 2017~2019 2・3・4