授業コード 20039300 クラス
科目名 英米の言語文化Ⅰ(イギリスの歴史と文化) 単位数 2
担当者 市川 薫 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 イギリスの歴史と文化    British History and Culture
授業の概要 「イギリスの歴史と文化」について基本的事項(英語を学ぶ者あるいはこれから世の中に出ていく若者と)として最低限知っておかなければならない事項)を中心に説明する。以下に示すように基本的にテキストに沿って進めるが、必要に応じて映像媒体も使用する。授業は日本語で行い、テキストも日本語のものを使用する。ただし、固有名詞を含め、キーワードについてはできる限り原語を示すようにする。なお、Moodleを利用して教材等の配布をするので、有効活用してほしい。
学習の到達目標 (1)イギリスの歴史と文化について基本的事項を知ること。
(2)イギリスに関するいくつかのトピックについて、語ることができるようになること。
授業計画 第1回 イントロダクション―「国」ってなんだ?
第2回 イギリスのことはイギリスだけでは語れない?-関係国を世界地図で確認しよう。
第3回 4つの文化圏(1)―テキスト第1章
概説:イギリスのなりたち
第4回 4つの文化圏(2)-テキスト第1章
イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド
第5回 4つの文化圏(3)-プリントを使用しての補足説明
第6回 王室と宗教(1)―テキスト第2章
概説:王室の宗教的変遷と宗教
第7回 王室と宗教(2)-テキスト第2章
イギリス国教会の誕生と発展、血まみれのメアリと処女王エリザベス、王権神授説とピューリタン革命、王政復古から名誉革命へ
中間テスト予告
第8回 王室と宗教(3)-プリントを使用しての補足説明
第9回 ここまでのレヴューと中間テスト
第10回 拡がる地平(1)―テキスト第5章
概説:二つの革命
第11回 拡がる地平(2)-テキスト第5章
鉄道の誕生、鉄道の社会学、旅とイデオロギー、植民地主義と博物館
第12回 子どもへのまなざし(2)-テキスト第7章
救貧院:子どもの労働、マザー・グースの唄、<子ども>のイメージの変遷、キャロルとアリスの物語
*チャールズ・ディケンズ『オリヴァー・トゥイスト」鑑賞(一部のみ)
第13回 大英帝国」の光と影(1)―テキスト第10章
概説:「大英帝国」の光と影概説:<子ども>の文化史
第14回 「大英帝国」の光と影(2)-テキスト第10章
パクス・ブリタニカ、ヴィクトリアニズム、リスペクタビリティ、世紀末文化
第15回 問いかける女性たち―テキスト第9章
概説:<天使>たちの旅路
もうひとつの女性史、束縛のなかから、長きイバラの道、女性と文学
授業外学習の課題 各回の授業はテキストに準じた内容で行うので、事前にテキストを丁寧に読んでくることが毎回の基本的課題。加えて、各回の事項に関係する内容を中心としたプリント配布するので、それを完成させること。このふたつをしっかりやれば、最低二時間以上の学習が必要なはず。







































各回の授業はテキストに準じて行うので、まずは、テキストの予習・復習が基本的課題。ふたつめはそれぞれのテーマに応じて語彙学修(時に英文読解)を中心としたプリントを配付するので、それを完成させること。この二つをきちんとやるためには最低2時間以上の学習が必要となる。
履修上の注意事項 中間テスト、学期末テストとも一発勝負なので、くれぐれも手を抜かないように。テキストをしっかり読みこむこと。その際、知らないことや分からないことについては図書館でしっかり調べること。

いかなる理由があっても欠席は4回までとする。
(病気、交通機関の乱れ、冠婚葬祭等、一切の事情を含める。)
10分以上の遅刻も欠席扱いとする。

【この科目は、グローバルコース対象科目(2014年度以降生)にもなっています。※ただし、一部の学部・学科では配当されていない場合があります。】
成績評価の方法・基準 中間テスト40%、学期末テスト50%、予習度チェック抜き打ちテスト10%。
テキスト 『概説イギリス文化史』、佐久間康夫、中野葉子、太田雅孝編著、ミネルヴァ書房
参考文献 河北稔著『イギリス近代史講義』講談社現代新書、2010年。
井野瀬久美恵編『イギリス文化史入門』昭和堂、1992年。
近藤和彦著『イギリス史10講』岩波新書、2013年。
川成洋・長尾輝彦著『現代イギリス読本』マルゼン出版、2012年。
板倉厳一郎ほか著『映画でわかるイギリス文化入門』松柏社、2008年。
竹田いさみ著『世界史をつくった海賊』ちくま新書、2011年。
國分功一郎著『近代政治哲学―自然・主権・行政』、2015年。
湯沢 威著『鉄道の誕生―イギリスから世界へ』創元社、2014年。
その他のものは授業中にリストを配布する。
主な関連科目 英米の言語文化ⅠからⅥ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
中間テスト、期末テストの前にはオフィスアワーを設定するので有効利用してほしい。また、Moodleを利用するので、そちらも有効利用してほしい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部英語英文学科(英米の文化・文学) FHEN20201 2017~2019 2・3・4(グローバルは1・2・3・4)