授業コード | 20038101 | クラス | 01 |
科目名 | Reading and Grammar Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 市川 薫 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 英文読解力練成 |
授業の概要 | この科目は英語英文学科の一年生対象の必修科目であり、文学作品の読解を通して、英語という言語について、しっかりとした文法力を土台とした「読解力」を習得することを目的とする。語彙力もまた読解力を支える重要な部分であるので、当然のことながらそれを強化する内容もこの授業には盛り込まれる。 最近の高等学校では丁寧に読むという訓練があまり行われていないようであるが、この授業では「完全に」「すっきりと」英語を理解することをめざす。受講生には、この授業を通して辞書の引き方や単語ノートの作り方など、英語を勉強するための自分なりの方法を早く見つけ出してほしい。 野球という競技を行ううえで九つのポジションやアウト・セーフなどのルールを知ることは不可欠である。同様に英語学習においても8品詞や5文型については「文法は嫌い」とかいう以前の問題だと知るべし。つべこべ言う前にこの当たり前の事実をあっさりと受け入れた方が気が楽になる、と少なくとも僕は思う。 授業では、(1)基本文法のおさらい、(2)短編小説の読解、(3)構文を中心とした課題テスト、を柱とする。 |
学習の到達目標 | 比較的平易な文学作品の読解を通して、(1)文脈や状況を把握することができるようになること、(2)辞書、事典、文法書などを参照しながら英文を正確に読むことができるようになること、(3)(1)と(2)を踏まえて、文学作品を鑑賞・解釈するための端緒を開くべく努力すること、を目標とする。簡単に言えば、「なんとなく」ではなく「すっきりと」英文が理解できるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション、 8品詞と文型(1) *英語を読むときの注意事項や辞書や事典の紹介もこの段階で行う。 |
第2回 | 8品詞と文型(2) | |
第3回 | 8品詞と文型(3) *8品詞テスト(満点でないと合格としない) |
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第4回 | 8品詞と文型(4) | |
第5回 | 8品詞と文型(5) *文型テスト(満点でないと合格としない)、後半は小説の読み方についての解説 |
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第6回 | The Happy Prince(2)第1ブロックから第3ブロック | |
第7回 | The Happy Prince (3)第4ブロックから第6ブロック | |
第8回 | The Happy Prince(4)第8ブロックから第10ブロック | |
第9回 | The Happy Prince (5)第11ブロックから第12ブロック *課題テスト |
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第10回 | The Nightingale and the Rose (1)第1ブロックと第2ブロック | |
第11回 | The Nightingale and the Rose(2)第3ブロック第4ブロック | |
第12回 | he Nightingale and the Rose (3)第5ブロックと第6ブロック | |
第13回 | The Nightingale and the Rose (4)第7ブロック *課題テスト |
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第14回 | The Nightingale and the Rose (5)第8ブロック | |
第15回 | The Nightingale and and the Rose (6)全体の確認 単語テスト |
授業外学習の課題 | 1回の授業で2頁から3頁進む予定(難易度によってかわる)なので、しっかりとした予習をすること。おそらくは3時間程度はかかるはず。予習の際に「ここは難しいなあ、さっぱりわからん」「ちょっと難しいけど、こういう意味かな」「ここは自信あり」という3段階ぐらいで自分なりに整理して、授業にのぞむことが望ましい。とにかく、そんなに甘い授業ではないので、しっかりとついてきてください。2時間以上の予習が必要です。 |
履修上の注意事項 | 前向きの間違いをたくさんすること。何もしないことが一番いけません。 いかなる理由があっても欠席は4回までとする。 (病気、交通機関の乱れ、冠婚葬祭等、一切の事情を含める。) 10分以上の遅刻も欠席として扱う。 |
成績評価の方法・基準 | 単語テスト45%、英文和訳テスト35%、課題テスト20%。授業中の発言をボーナス点として加える。なお、A以上を取得するためにはすべてにおいて8割以上の得点が必要である。 |
テキスト | (1)Oscar Wilde, The Happy Prince and Other Stories プリントを用意する。 (2)岡田伸夫『英語の構文150』美誠社 *教室では(1)を使用する。(2)は課題テストに使用する。 |
参考文献 | 上岡伸雄『現代英米小説で英語を学ぼう』研究社 行方昭夫『英文解読術』岩波書店 行方昭夫『英語の読み方、味わい方』新潮選書 安西徹雄『英文翻訳術』 英文法の参考書については授業中に紹介する。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
Moodelを利用するので有効活用してほしい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部英語英文学科(専攻科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |