授業コード 20036900 クラス
科目名 人文地理学Ⅰ 単位数 2
担当者 TONG YAQINA 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 新しい地理学: New Geography以降の多様な地理学
授業の概要 地理学は最も古い学問の一つでもあり、常に新分野を開く新しい学問でもある。
人文地理学は地球表面上において展開する人間活動の諸現象を地域的に空間的に理解する学問でり、研究対象は産業や人間生活など多様である。
日本や諸外国における文化現象を捉え,その背景やメカニズムについて学習することによって,地域的背景を基礎とした文化について人文主義地理学や社会地理学などの近年の地理学の新しい動向から考えることを目的とする。
授業内容には、教員免許取得との関連から、高等学校地歴科地理や中学校社会科の教員になるための必要知識を習得するための基礎的内容を含む。
学習の到達目標 中学校社会科と高等学校地歴科の教員免許取得のために必要な地理学の基礎的知識の習得に加えて、地理学に関する専門的な知識を学習することによって教材開発力のための学力をつける。
また,国内外の諸地域における事例を通して地域的課題を考える能力を身につけることができる。
授業計画 第1回 ① ガイダンス:新しい地理学とは? 伝統的地理学から新しい地理学への変化。知的刺激と感性に満ちた地理学の誕生。近代地理学の成立と展開
第2回 ② New Geographyの登場:地理学における計量革命(地域情報の収集から,地域の分析科学へ)とGISの普及)
第3回 ③ 人文地理学とは?空間分析と都市へのアプローチ
第4回 ④ 都市の地理空間と村落の地理空間
第5回 ⑤ 知覚される環境世界:メンタルマップ(認知空間)
第6回 ⑥ 人文地理学のなかの人口研究:人口事象を地理的にとらえる
第7回 ⑦ 人文地理学のなかの人口研究:日本の少子高齢化
第8回 ⑧ グローバル化と人口移動:第三世界における人口移動
第9回 ⑨ グローバル化と都市空間:移民とエスニック集団の集住
第10回 ⑩ 福祉の地理学:地域格差の是正に貢献する地理学
第11回 ⑪ ジェンダーからみた都市空間:ジェンダー・マップ
第12回 ⑫ ジェンダーからみた都市空間:女性の就業と生活
第13回 ⑬ 労働の都市空間:女性就業,外国人就業と非正規雇用の拡大
第14回 ⑭ 労働の都市空間:地方の雇用と都市の雇用
第15回 ⑮ 地理学と地理教育
⑯ 試験
授業外学習の課題 試験では、テキスト・参考書・ノート・プリントの持ち込みを不可とする。日ごろの復習と授業ポイントの体系的な整理・把握が事前に為されていることが必要である。
履修上の注意事項 講義資料プリントを配布するが、残ったプリントは次回に持参しないので注意する。また、携帯電話をマナーモードにしていない場合や携帯電話を操作した場合など、授業への参加態度がよくない場合は、マイナス評価の対象となります。
成績評価の方法・基準 評価は授業への取り組み(レポートと小テスト・受講態度)と定期試験により総合的に評価する。私語による授業妨害は減点とします。
注意事項にも書いているが、携帯電話をマナーモードにしていない場合や携帯電話を操作した場合など、授業への参加態度がよくない場合は、マイナス評価の対象となります。
テキスト 使用しないが、参考となる書物や論文を授業中に適宜紹介する。
参考文献 授業中に適宜紹介する。
主な関連科目 人文地理学Ⅱ、地誌学Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は,基本的に授業終了時に受け付けます。メールにての相談を随時受付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(教職専門科目群) 2016~2016 2・3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) FHED24306 2017~2019 2・3・4
法学部法律学科 2007~2010 2・3・4
法学部法律学科 2012~2016 2・3・4
法学部法律学科 FHED24306 2017~2017 2・3・4
法学部法律学科(学部関連科目) FLLA21004 2018~2019 2・3・4
法学部国際政治学科(G群) 2011~2016 2・3・4
法学部国際政治学科(G群) FLIP20705 2017~2017 2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(学部関連科目) FGGP21001 2018~2019 2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(学部関連科目) FGRA21001 2018~2019 2・3・4