授業コード 20028900 クラス
科目名 ジャーナリズム論特殊演習 単位数 2
担当者 竹原 進一 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 デジタル時代のジャーナリズム
授業の概要  デジタル時代のジャーナリズムと、私たちはどう関わっていけばいいのでしょうか。インターネットの出現で「マスメディア4媒体」のあり方やを揺るがすだけでなく、政治や経済、暮らしなどあらゆる局面に影響を及ぼしています。
 ジャーナリズム論特殊演習では、インターネットが社会のインフラとなったデジタル時代を前提に、フェイクニュースやSNSと犯罪、デジタルプライバシーなどをテーマに、ジャーナリズムの視点で「デジタル時代のメディア」を捉えるリテラシーを養います。
 地元の中国新聞社で編集記者を中心にデジタルメディア開発やCATV局、FMラジオ局、広告企画など幅広く担当しました。その経験を生かし、デジタル時代に大きく変化しているメディアについて多角的な視点から考察を深める力を養いたいと考えています。
学習の到達目標 デジタル時代のジャーナリズムについてメディアリテラシーを身につける。
仮説を立て、情報を集め小論文を執筆し、発表し討議に参加する能力を養う。
授業計画 第1回 オリエンテーションー講義の進め方について
・テーマの説明(フェイクニュースやSNSなどネット時代のジャーナリズムの問題について)
第2回 ジャーナリズムの使命
「すべての政府はウソをつく」
第3回 デジタル時代のジャーナリズムとは
第4回 戦争への道とジャーナリズム
「かくて自由は死せりーある新聞の記録」
第5回 ジャーナリズムと世論形成
第6回 ジャーナリストはなぜ戦場へ行くのか
「デマと身代金 安田純平」
第7回 ジャーナリストと報道倫理
第8回 ラジオとジャーナリズム
「ラジオ・コバニ」
第9回 報じる側と報じられる側ージャーナリズムと想像力
第10回 米国のジャーナリズムの行方
「ニューヨーク・タイムズの100日」
第11回 ジャーナリズムとSNS社会
第12回 フェイクニュースとたたかう市民
「ベリング・キャットの挑戦」
第13回 ネット時代の情報活用術と編集者マインド
第14回 言論の自由とジャーナリズム
「自由をめぐる僕の旅」
第15回 参加者のレポート発表を行い、全体のまとめ・振り返り
授業外学習の課題 デジタル時代のメディア、ニュースに積極的に接しジャーナリズムの視野を獲得する。
毎日、新聞を読むこと。
履修上の注意事項 ・自らテーマを見つけ、仮説を立て情報を集め小論文を執筆、発表、議論に参加すること。
・講義では、履修者は毎回必ず最低1回は、質問・意見など発言すること。
※履修者は20人以下を予定しているので、希望者は1回目の講義に必ず出席すること。
成績評価の方法・基準 レポート50%、発表30%、議論への参加20%によって総合的に評価する。
テキスト 「いいね!戦争」(NHK出版)「レクチャー現代ジャーナリズム」(早稲田大学出版会)
「ジャーナリズムの道徳的ジレンマ」(畑仲 哲雄著、勁草書房)。必要に応じてプリント教材を配布する。
参考文献 必要に応じて提示する。
主な関連科目 メディア論Ⅰ・Ⅱ、メディア論特殊演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義、出席カード、メールのいずれでも対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(特殊演習科目) FHHS36204 2017~2019 2・3・4