授業コード | 20022600 | クラス | |
科目名 | 差別問題論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 木村 和美 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 差別問題論 |
授業の概要 | 「差別は自分と関係がない」と思う人が多いだろう。しかし、差別は私たちの日常の関係性や言葉、常識等の中に見ることができる。差別について考える際、意識や心がけといった個人の内面に焦点を当てがちであるが、社会の構造としてとらえる必要がある。本講義では、差別を社会科学的な視点から明らかにすることによって、「私」を含むすべての人にとって取り組むべき課題であることを理解する。 |
学習の到達目標 | 1.差別・排除の構造について理解する。 2.差別をめぐる社会的な関係性を認識できる。 3.差別問題について関心を高め、自分自身にかかわる問題として捉えることができる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション-「差別」と「私」の関係性- |
第2回 | 「差別」とは何か | |
第3回 | 排除の構造 | |
第4回 | 差別行為の類型化 | |
第5回 | 差別は心の問題か | |
第6回 | カテゴリー化とステレオタイプ | |
第7回 | 「違い」への意味付け | |
第8回 | 差別とまなざし | |
第9回 | 差別-被差別の非対称性 | |
第10回 | 差別語と差別表現 | |
第11回 | 差別の無効化 | |
第12回 | 啓発という営み | |
第13回 | カミングアウトと当事者 | |
第14回 | 日常の中の差別に向き合う | |
第15回 | 全体のまとめ |
授業外学習の課題 | 配布資料をもとに復習すること。日常の中の差別について関心をもち、情報を集めること。レポート課題に取り組むこと。(2時間) |
履修上の注意事項 | 私語、携帯電話・スマートフォンの操作、途中入室、途中退室はしないこと。 出席回数が3分の2に満たない場合は、評価の対象としない。 |
成績評価の方法・基準 | コメントカード40%、レポート60%で評価する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 好井裕明(2007)『差別原論 <わたし>のなかの権力とつきあう』平凡社 佐藤裕(2018)『新版 差別論-偏見理論批判』明石書店 |
主な関連科目 | 人権教育論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は、授業終了時及びコメントカードで受け付ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(人文学部総合科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) | FHHS20101 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(人文学部総合科目) | - | 2011~2015 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(人文学部総合科目) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(人文学部総合科目) | FHED10101 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(人文学部) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) | FHEN10002 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |