授業コード | 20022400 | クラス | |
科目名 | 学習論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 宮崎 康子 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 哲学的に世界をみる |
授業の概要 | 教育哲学は、「教育」および教育的経験によって形成されるわたしたち「人間」に関わる事象を、通念に囚われずに、深く再考する学問である。本講義では、教育哲学的アプローチとはどのようなものかを学ぶために、まず、哲学的に世界をみるということはどういうことかを知り、哲学家や思想家の論を識ることと自分で「哲学する」ことの違いについて考察する。その上で、教育哲学的に、世界やわたしたち、そして「わたし」にとってのリアルとは何かということ、そのような問いに教育に関わる者としてどのように応えていくことができるのだろうかということ等の問いをめぐって、議論と考察を深めていく。 |
学習の到達目標 | 講義およびその後の議論を通して、哲学的思考で教育に関わる日常的事象を再考し、自分の言葉で意見の表出ができるようになることを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | 授業概要説明:教育哲学的アプローチおよびLTD学習法についての説明 |
第2回 | テクスト読解の基礎的手法とLTD学習法での議論の練習① | |
第3回 | テクスト読解の基礎的手法とLTD学習法での議論の練習② | |
第4回 | 哲学史を識ることと「哲学」すること① | |
第5回 | 哲学史を識ることと「哲学」すること② | |
第6回 | 哲学史を識ることと「哲学」すること③ | |
第7回 | リアルを問うということ① | |
第8回 | リアルを問うということ② | |
第9回 | リアルを問うということ③ | |
第10回 | リアルを問うということ④ | |
第11回 | 哲学的問いにどう応えるか① | |
第12回 | 哲学的問いにどう応えるか② | |
第13回 | 哲学的問いにどう応えるか③ | |
第14回 | 哲学的問いにどう応えるか④ | |
第15回 | まとめの議論およびアンケート |
授業外学習の課題 | 議論を通しての考察と意見の表出(議論への参加およびレポート提出)を求めるスタイルの授業であるために、日頃から「教育」や教育にかかわる事情について関心を持って過ごすようにしてください。 |
履修上の注意事項 | 聴講ではなく、積極的な参加を求めます。出席状況や授業時の態度も評価の対象とします。また、止むを得ずに休講となる場合がありますので、シラバス記載の授業内容が前後する可能性もあります。補講の連絡とあわせて、次回授業内容についての連絡事項の確認を必ず行なってください。 |
成績評価の方法・基準 | 小レポート3回(25点×3回)、平常点25点=100% *実習等の公的な用件で欠席する場合には、届けを提出すること。公欠日との兼ね合いで、レポート提出締切日に提出できない正当な理由があれば、個別に別途指示を出します。 |
テキスト | なし。必要に応じて、事前にその都度指定するか配布する。 |
参考文献 | 授業時に適宜紹介もしくは配布する。 |
主な関連科目 | 教育原理 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は、基本的に授業終了時に受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2015 | 2・3・4 |