授業コード | 20018901 | クラス | 01 |
科目名 | 卒業研究 | 単位数 | 4 |
担当者 | 今田 純雄 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 心理学研究の指導 |
授業の概要 | 個々の学生の関心、準備度、また卒業研究に費やせる時間等を勘案し、個別に指導をおこなう。卒業研究としては、1) 実証的データに基づく心理学論文の作成、2)文献研究に基づく心理学論文の作成のいずれかとする。前者は、実験、調査等を通じて得られた実証的データを統計的に処理し、目次、序論、方法、結果、論議、要約(結論)、文献で構成された心理学論文の作成を指導していくものである。後者は、研究テーマに関する文献を収集し、それらを熟読し、自分なりのまとめ方や見解を論じた論文の作成を指導していくものである。なお、目次、本文、要約(結論)、文献で構成されるものとする。本授業担当者が担当する演習Ⅲ、Ⅳを履修する学生においては、演習授業の終了時に個別に進行状態を確認する。 |
学習の到達目標 | 提出された論文内容において60%以上の評価点をうること。 |
授業計画 | 第1回 | 個別指導を前提とする集中科目であり,下記の講義計画はモデルケースにすぎない。 1. 研究計画のまとめ方 |
第2回 | 2. 序・方法・結果・論議という大枠について | |
第3回 | 3. 図表の作成の意義,目的,方法について | |
第4回 | 4. 引用文献の意義,必要性,書式について | |
第5回 | 5. 題目の設定の仕方 | |
第6回 | 6. プレゼンテーションの方法と実際 | |
第7回 | 7. 文献検索の方法と実際 | |
第8回 | 8.科学論文としての文章の特徴と作成方法 | |
第9回 | 9. 心理学論文としての文章の特徴,使用用語の制限と文章作成の実際 | |
第10回 | 10. 提出予定論文の事前添削 | |
第11回 | 11. 論文書式の設定 | |
第12回 | 12. 論文作成における,履修者個別限定的な問題とその解決 | |
第13回 | 13. 論文を寝かせるという意味 | |
第14回 | 14. 論文を第三者に批判的に読んでもらうということの意味 | |
第15回 | 15. 論文を提出するということの意味 |
授業外学習の課題 | 内部および外部に設置したサーバーを用いて,E-learning課題を与える。要する時間の目安はおおむね15時間。 |
履修上の注意事項 | 夏期休暇に入る以前には、論文のおおまかな部分ができあがっていることが望まれる。短期間に集中して論文作成作業をすすめたい学生はその由事前に相談に来ること。なお、卒業研究の論文提出締め切り直前における指導はおこなわない。 |
成績評価の方法・基準 | 主に提出された論文について行う。 |
テキスト | 特になし |
参考文献 | 各自の研究テーマ毎に随時指示する。 |
主な関連科目 | 卒業論文(同担当者),演習III, IV(同担当者) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業担当者に直接問い合わせるか,E-mailで問い合わせること。E-mailの場合は,タイトル(Subject),発信者の氏名,学生番号のないメールについては自動的に削除されることがあるので注意すること。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2016 | 4 |